定年後の生活ブログ

定年後に行政書士となり、四国のことを発信しています

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生と死と

 

私が中学生の時です。クラスの友人が自転車に乗って帰っていた時、信号無視をした車によって亡くなってしまいました。

もう50年も前のことです。

直接、その現場を見ていたわけではなかったのですが、やはり死を身近なこととして考えさせられたものでした。

そのようなことがあった後、普段通りの中学校生活をしていたのですが、ある日、学校の階段を下りていたその時に、急に何か背中がぞくっとした感じに襲われたのです。

一瞬のことでそれだけのことです。その時の、ざらっとした感じが何かは分からないのですが、今でも覚えている感じなのです。

それ以来、これと同じ体験はしたことがありません。

本当にたまになんですが思い返してあれは何だったんだろうと考えてみるのですが、よく分かりません。

今では、自分なりに死についての感覚を感じた体験であったのかもしれないと思っています。

ちなみに亡くなった彼と一緒に帰っていた友人は、のちに東大に進学し官僚となっています。

人生は分からないものです。

何とか私も還暦までは生き残ってきました。これから先、出来ればまだまだ人生をこの世で続けたいと思っています。

見送り

 還暦を過ぎて振り返ってみると、祖父、祖母、両親、おじさん、おばさんなど自分に身近な人の死を何人も経験してきました。

そして葬式があるたびに、火葬場で骨を拾ってきました。初めて骨を拾ったのは祖母の時でした。20歳代の私にとっては初めての経験でとても緊張したものです。

祖母はとても元気で100歳を超えるのではないかと思っていましたが、90歳を過ぎて足を骨折して手術をしました。やはり骨が弱くなっていたのでしょう。亡くなって火葬場で骨を拾った時に、手術で取り付けた金具が焼けずに残っていたことが印象に残っています。

その後、この年齢になるまで何人も見送ってきました。

やがてはこうやって自分も見送られることになるわけですが、骨を拾うことを通して、自分の死に対する心構えを少しずつ形作ってくれているのかと思うようになってきました。

とはいっても、できたらまだまだ人生を続けていたいので、健康のことに特に気を付けるようになってきた次第です。

 

健康診断

 

毎年、人間ドックに行って健康診断はしていました。

結果は、いつも脂肪肝と尿酸値・血圧が高いということが指摘され続けていました。

いわゆる成人病ということで塩分控えめにして食事に気を付ける、運動をする、体重を減らすといったことです。

それはその通り、分かってはいるけれどなかなか出来ない、難しい。ということで健康診断の後だけ気を付けて長続きしていませんでした。

定年の2年前の健康診断で尿酸値の値が8,0を超えており、それまでも何年かはずっと超えていたのですが、そろそろこれは何とかしないといけないと思い始めるようになりました。

当時は年齢が58歳で、定年後を見据えて健康が大切なことをしみじみと感じ始めたころでした。

知り合いの方が定年してから、3年ぐらいで急に亡くなったことを聞いたとき、これは何とかしておかなければ思ったものです。

テレビには90歳100歳の元気なおじいさんが良く出てきます。その様な人を見るにつけ、さて自分はどうなるだろうかといった、一抹の不安を切実に感じるような年頃となりました。

やはり若い時とは違って死をより身近に感じるようになり、また、考えるようになって来たということです。

高い尿酸値

 

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近くの内科で診察をしてもらうと、尿酸値が高いままだと腎臓を痛めてやがては透析をしなければならなくなるかもしれない、というようなことでした。

これは真面目に治療しておかなければならないと思い、それ以来、処方された薬を1日に3錠ずつ、かれこれ3年になりますが飲み続けています。

半年に1回は血液検査をするのですが、おかげで尿酸値の値は下がっています。

薬に頼る人生になるとは思ってもいなかったのですが、腎臓のことを考えて飲んでいます。

飲んでいるのは、1日にザイロリック錠(尿酸の生成を抑える)2個、ニュ-ロタン錠(血圧を下げる)1個、ローコール錠(コレステロールを下げる)1個です。

1ヶ月に1回は診察に行き、薬をもらってきます。結構、手間ですしお金もかかりますが健康のためと思って真面目に飲んでいます。

しかし薬も大切なのですが、やはり食事と運動ということを毎回、お医者さんには言われます。

その通りなので何とか薬に頼らなくてもよいように、健康的な食事と適度な運動を実践できるようにしていきたいものです。

姉の健康法は水泳

 

姉は退職してから、私と違いアクティブに活動しています。割と女性の方が、いろんな活動に積極的に参加していますね。

私は、本当は健康のために運動をすればよいのですが、今更というか億劫で出不精で、とてもまねのできないことです。

 

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水泳用キャップと耳栓付き水中メガネ

 

「『健康のために運動をしよう』退職したときに立てた目標の一つです。

 4月に入ってすぐにスポーツジムへ入会しました。いろいろな教室があったので手当たりしだいに入ってみました。運動は苦手なほうで、今でも続いているのは水泳とヨガだけです。

 ヨガは1時間かけてストレッチ中心の運動をしています。体が硬くて開脚が大の苦手。自分のできる範囲で先生についてやっています。今より後退しないように週1回は頑張っています。

 水泳はクロールの息継ぎができなくて泳げませんでした。そこで、クロールの初心者コースに入って練習を続けました。

 『手をしっかりと前に伸ばし、頭を横へ向けて息継ぎをする』これができるようになったら泳げますが、頭が大きく上がってしまい泳げません。 

 顔をつけることにも抵抗がありました。はじめは25メートルを目標に練習。ゴールについたら、しんどくてハーハー言っていました。

 ある時、横のコースで年配の方が休みもせずに1000メートル泳いでいました。

 話を聞くと70歳を過ぎていて、泳げないのでクロールのレッスンから始めたそうです。吉永小百合さんも毎日1000メートル泳いでいると聞いたことがあります。

 私もいつかは1000メートル泳げるようになりたいと思っています。

 現在は休みながらですが、600~700メートル位は泳ぐようにしています。クロールで100メートルは泳げるようにもなりました。

 最近取り組んでいるのはバタフライです。教えてくれている先生が優しそうだったので入ったのですが、うねりながら泳ぐのに苦労しました。

 手を回すのと足を打つタイミングがずれると形が崩れておぼれそうになってしまいます。周りの人は大会に出るようなベテランの人ばかりで、私が入るのは場違いだと思いました。

 2年をめどに泳げるといいなと思ってレッスンをしていたけれど、一向に泳げるようになりません。

 何とか25メートル泳げたのは、2年6か月たった今年の5月でした。長い道のりでしたが、少し結果を出すことができました。 

 泳ぐ間隔があきすぎると疲れるので、週に3回ぐらいを目標に泳ぐようにしています。後で入るお風呂も気持ちよく、そこにひかれて行くこともあります。

 新型コロナウイルスの影響でスポーツジムが休みになり、6月になって久しぶりにプールに入りました。

 普段感じたことのない水の抵抗を感じ新鮮でした。泳いだ後は背が伸びた感じがして気持ちがよかったです。

 泳ぎを続けることによって、体重が3キロから4キロは減り、血糖値や血圧の値がよくなってきました。

 泳いだ後は体がすっきりとし、疲れるのでよく眠ることもできます。腰や膝が痛くなることもあり体と相談しながらの水泳ですが、マイペースで細く長く続けて行きたいと思います。」