定年後の生活ブログ

定年後の徒然なる事柄の記録

9月入学は農業高校と波長が合わないのではないか

f:id:teinenoyaji:20200511160933j:plain

カタバミ

 農業高校の教育も、農業の営みと共に行われているものです。

 最近になって9月入学があちこちから言われるようになりました。しかし農業の営みは春からなので9月では農業教育とは波長が合わないのではなかと思います。

 生徒たちにとっては植物や動物と触れ合い、共に成長することが何よりも重要なことです。

 それに農業高校には進学する生徒もいますし、就職する生徒もいます。生徒の進路を保証することは大切なのですが、そもそも普通科とは違い進学が当たり前ではありません。

 テレビで9月入学に賛成している方は、大学や留学のことしか言ってないし、お金のことを心配しなくてもいい方ばかりのように見えます。

 9月入学ということは卒業も遅くなるので、それだけ社会に出るのが遅れるということです。

 家庭の経済的な事情で進学できないとか、早くに社会に出て仕事をしたいという生徒もいます。

 卒業が遅くなるということは、例え授業料を国が負担するとしても親の経済的負担はかなり大きくなるということです。

 これからの経済情勢がどうなるか分からない状況で、そのような負担増を強いることに問題はないのでしょうか。

 田舎よりも都会の方が厳しい状況のようで仕方がないと思いますが、田舎者としては、都会の論理をテレビのワイドショーなどは代弁しているばかりに見えて悲しくなってきます。

 それに高校には農業だけではなく、いろんな専門学校があります。どうかそのような高校のことも少しは気にかけて欲しいと願っています。