定年後の生活ブログ

定年後の徒然なる事柄の記録

花手水を見に四国霊場第66番札所雲辺寺へ行きました

 

はじめに


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雲辺寺ロープーウェイの山頂駅降りてすぐ

このところ、コロナの影響であちこちの寺社で花手水をしているようです。四国霊場第66番札所雲辺寺で花手水をしていることを知り、雲辺寺ロープーウェイを使って、さっそく行ってみました。

雲辺寺ロープーウェイの山頂駅を降りると、弘法大師像が出迎えてくれます。アジサイの時期でしたので、周りは一面のアジサイの花が咲き誇っていました。

弘法大師像の右手と左手に道が分かれており、右手を進むとスキー場のスノーパーク雲辺寺へ、左手を進むと66番札所の雲辺寺へと続いています。

 雲辺寺とは

 

場所

阿讃山脈の雲辺寺山(927m)の山頂にあり、住所は徳島県ですが香川県との県境にある四国霊場第66番札所の真言宗のお寺です。

標高の高い山頂にあるので、かつては「遍路ころがし」と言われた険しい山道を登っていかなければなりませんでしたが、今では、香川県側にロープーウェイが整備されており、手軽に参拝できるようになっています。

歴史

弘法大師である空海がまだ佐伯真魚であった頃、75番札所の善通寺を建立しようとして、木材を調達するために山に登ったところ、その霊厳さに打たれて789(延暦8)年にこの地に堂宇を建立したのが起源だとされています。

俗に「四国坊」と呼ばれ、僧侶の修行・学問の場所となり「四国高野」と称されるようになります。

土佐の長曾我部元親が讃岐を平定するときに参拝したり、江戸時代には阿波藩の蜂須賀家の庇護を受けたりといった歴史を刻んでいます。

伽藍

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五百羅漢とアジサイ

雲辺寺は雲辺寺ロープーウェイの山頂駅から、木々の立ち並ぶうっそうとした中を10分ほど歩いたところにあります。途中、神秘的な五百羅漢の像とアジサイの花を愛でることが出来ます。

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仁王門

入り口である仁王門は比較的新しく、両脇に雲辺寺を守護されている朱色の阿吽像が安置されています。

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マニ車

門から階段を上がっていくと右手に鐘楼があります。その隣に石造りのマニ車があったので、ご利益があると思い回しておきました。

マニ車というのは円筒の筒の中にお経が入っていて、これを回転させると回転させた分だけ功徳があるとされるものです。

正面には弘法大師が祭られている大師堂が見えます。お大師様にお参りをしてから左手の坂を下った所に本堂があります。本堂には「千手観音菩薩」が本尊として祭られており、ヒノキの一木造りで平安時代後期の経尋の作とされています。この本尊は昭和44年に重要文化財として指定をされました。

五百羅漢

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サンスクリット語のアルハンの音を阿羅漢と書いて略したものが「羅漢」です。阿羅漢は修行する人の到達する最高の位であり、これ以上学ぶことがないので無学位とも言われています。

お釈迦様に常に付き添っていたお弟子さんや釈迦入滅後の集会に参加した高僧らを五百羅漢として尊崇するようになりました。

雲辺寺には、境内のあちこちにおびただしい数の羅漢の像が五百羅漢として置かれています。その周りにはアジサイの花が咲き誇っており、神秘的な中にも落ち着いた雰囲気を醸し出していました。

毘沙門天展望館 

本堂の右手にある坂を少し乗って行くと標高927mの最高地点に毘沙門天を上に頂く、展望台があります。中は休憩所になっており、また螺旋のスロープによって毘沙門天の足元になる展望台へ行くことが出来ます。ここからは周囲を360°見渡せるのですが、あいにくの雨模様で周囲にガスがかかり見通すことが出来ませんでした。晴れていれば素晴らしい眺めのようです。

アジサイの花手水

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お地蔵様の足元にある花手水

本堂の左手にお地蔵さんが建立されており、その足元に手水鉢があります。アジサイの花が咲き誇る今の時期に、手水鉢の中に色とりどりのアジサイの花が入れられて花手水となっていました。

父の水琴窟に花手水

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父が作った水琴窟にも手水鉢があります。そこにも田んぼに咲いていた百日草の花を入れて花手水にしてみました。

父の水琴窟については、こちらをご覧ください。⇩⇩

 

www.teinenoyaji.com

 

おわりに

7月の下旬には、下界ではアジサイはすっかり終わってしまっている時期です。しかし、雲辺寺は標高が高くて気温もその分低いので、今が最後の見ごろの時期でした。

山深い森林の中にある雲辺寺と可憐な花を咲かせるアジサイの花の群生がとても素敵な雰囲気を醸し出していました。

雲辺寺山頂からは遠く四方を眺め渡すことが出来ます。晴れていれば瀬戸内海を一望できる素晴らしい景色を堪能できるようです。