はじめに
2020(令和2)年7月1日からレジ袋が有料になりました。
スーパーでも、コンビニでもレジ袋をお金を出して買わなければなりません。
昔はレジ袋を無料でもらえた、と懐かしむようになることでしょう。
しかし、今はまだそのような状況ではありません。
スーパーでもコンビニでも、買い物袋を忘れてしまい、お金を出してレジ袋を買うと何か損をしたような気になってしまいます。
なぜ有料化したのでしょうか?
なぜ有料化したの?
環境省と経産省の「レジ袋チャレンジ」になぜ有料化なのか、の理由がありました。
①世界2位のプラスチック排気量
プラスチックの廃棄量が世界1位アメリカ、世界2位は日本です。
2014年のデータなので直近のものではありません。
②各国で規制
世界を見渡すと60か国以上で何らかの規制をしています。
フランスは使用禁止、南アフリカ、スウェーデン、韓国は有料化、デンマーク、ベルギーは課税、といった具合です。
③CO2削減
2050年には世界のプラスチック生産・廃棄でCO2排出量が15%になると言われています。
CO2排出削減のためのようです。
④廃プラスチィック処理問題
2017年に中国が廃プラスチックの輸入を禁止したので、処分をするためのコストが増加しているようです。
⑤プラゴミが海に流入
世界で毎年800万トンのプラゴミが流入していると言われています。
大阪湾にはレジ袋が300万枚沈んでいるとされています。
有料化までの経過
2019(令和元)年12月27日容器包装リサイクル法の関係省令が改正され、有料化の円滑な実施に向けたガイドラインが作成されました。
2020(令和2)年7月1日よりレジ袋の有料化義務化が実施されました。
例外
①クリーニング店での袋
クリーニング店は「商品」ではなくクリーニングするという「サービス」を提供しているからかまわない。
②バイオマスプラスチックを25%以上配合した袋
第3者による認定・認証が必要
③海洋生分解性プラスチックの配合率が100%の袋
第3者による認定・認証が必要
④厚さ0,05mmの分厚いレジ袋
使い捨てでなく、何度も使用できるからということです。
国のねらい
日本の廃プラスチックのうちレジ袋が占める割合は2%ぐらいだと言われています。
全体の量から見ればわずかですが、日常の生活スタイルの中ではかなり浸透しています。
レジ袋を有料化することによって、現在の使い捨ての生活スタイルそのものを変えていこうとするねらいがあるようです。
姉のエコバッグ作り
有料化になるので6月に入って早めにエコバックを作りました。
端を引っ張るとすぐにたためるバッグが魅力的で、テレビで紹介しているのを見たことがあります。
以前、店で探すとなかったのですが今はどこの店でも見かけます。
大きいサイズになると3000円近くもするので、買うのをやめて作ってみることにしました。
布を買うのもお楽しみ
エコバックづくりのため布を買いに行きましたが、目的に合った布を見つけるのも、バッグ作りの楽しみの一つです。
綿の素材で、あまりかさばらない感じの気に入った柄が見つかりました。
手作りはお得
エコバッグは持ち歩くのでコンパクトであることも大切です。
布地が余ったので、足らない所の布地はわからないように継いで利用し、同じものを3つも作ることができました。
時間はかかりますが、手作りはお得ですね。
30×52×12センチのB4サイズが入るサイズです。
バッグを小さくたたんで入れておける巾着もセットで作りました。
横長が良い
使ってみると横長なので品物が入れやすく、持っても安定感があり持ちやすかったです。
少し大きめなのでたくさん買うときに使っています。
少量購入の時には、100円ショップで買った縦長の小さめのバッグを使っているのですが、縦長より横長に入れるほうが入れやすいのが分かりました。
防水生地が良かった
布製なので、濡れたような品物を入れたときに水分が付くのが困るなと思います。
次に作るときには、防水のかかった生地で作りたいと思いました。