はじめに
JA香川県と女子栄養大学がコラボして香川県産農畜産物応援プロジェクトを立ち上げています。
その一環として香川県産の食材を使用したカレーを3種類販売しており食べてみました。
どのカレーにも香川県で生産された食材が豊富に使用されており、香川県の食材を堪能できるものばかりでした。
さぬき金時カレー
香川県産の金時にんじん、金時かんしょ、讃岐もち豚を使用したカレーです。
自然の甘みがたっぷりの金時にんじんや金時かんしょ、粗びきした讃岐もち豚をじっくり煮込んで上品な甘みに仕上げたようです。
「金時にんじん」とは
何といっても、その鮮やかな赤色が特徴です。
華やかなお正月のおせち料理には欠かせません。
肉質は柔らかくて甘みが強く栄養豊富です。
塩田跡地などの砂地で生産されているためミネラルを多く含んでおり、まっすぐで長い形状のにんじんです。
香川県が生産量1位で、何と全国流通量の80%を占めています。
坂出市で80%、観音寺市で20%の割合で生産されています。
「金時かんしょ」とは
坂出市で盛んに栽培されている紅色が濃く、表皮がうすいサツマイモです。
塩田跡地などの砂地で栽培されているため、ミネラルが豊富で非常に甘みが強く、ホクホクした食感です。
「讃岐もち豚」とは
JA香川県オリジナルのブランド豚です。
豚の飼育は品質を一定に保つために、こだわりのある生産農家に限られています。
成長に合わせて大麦、海藻粉末、トウモロコシなどを与えて育てています。
肉質はもちもちした食感で歯ごたえがあり、脂身は甘みを感じます。
「さぬき金時カレー」を食べました
ニンジン、サツマイモがふんだんに入っており金時ニンジンの赤みがカレーの中で鮮やかに映えています。
サツマイモやニンジンの甘さが引き立ち、粗挽きした肉で味付けも辛みが少なくマイルドなので、お子様にも喜ばれる食べやすさです。
栄養満点で辛さが後に残らないカレーでした。
さぬきのミニトマトとオリーブ牛のカレー
香川県産のミニトマトとオリーブ牛のすね肉を使用したカレーです。
甘くてジューシーなミニトマトと、オリーブ牛のすね肉をじっくり煮込んで仕上げたそうです。
「さぬきのミニトマト」とは
日照時間の長い香川県で生産しているミニトマトは、身がしまっていて色づきがよいのが大きな特徴です。
「オリーブ牛」とは
オリーブ栽培発祥の地である小豆島でオリーブを絞った後の果実を与えて育てた讃岐牛のことです。
讃岐牛の銘柄推進協議会が定めた方法で指定の生産者によって飼育されています。
厳格に生産から流通まで管理されており、香川県全体でブランド化を推し進めています。
もちろん肉質は最高で、コクがありさっぱりしていて柔らかいのが特徴です。
「さぬきのミニトマトとオリーブ牛のカレー」を食べました
オリーブ牛の大きくて柔らかい肉がゴロゴロとたくさん入っていて食べ応えがあります。
ほどよいスパイスの香りと辛みが適度に効いており、ミニトマトの酸味が隠し味としてアクセントとなってカレーのコクを深めていました。
さぬきのめざめと鶏もも肉のカレー
若鶏もも肉をふんだんに使用し、ペーストの香川県産アスパラガス「さぬきのめざめ」とレモン果汁を加えたカレーです。
スパイシーな若鶏もも肉をふんだんに使用し、アスパラガスのペーストとレモン果汁を加えて濃厚でさわやかに仕上げたということです。
「さぬきのめざめ」とは
香川県のオリジナル品種として、平成17年に品種登録されたアスパラガスです。
穂先は成長しても開きにくく、キュッと締まって見た目が美しいのが特徴です。
大きいもので50㎝のロングサイズがあります。
太くて根元まで柔らかく、シャキシャキとした歯ごたえとさわやかな甘みが味わえます。
「さぬきのめざめと鶏もも肉のカレー」を食べました
アスパラガスのペーストが入っているので少し緑がかった色合いになっていて、大きな鶏肉がゴロゴロとしています。
スパイシーなにおいが食欲をそそります。
レモン果汁のさっぱりとしたさわやかな風味を味わうことが出来るカレーです。