はじめに
松山城は日本で12か所しか残っていない「現存12天守」の一つです。
「日本100名城」の一つということでお城カードをいただきました。
天守は1784年に落雷により焼失しましたが、35年かけて1854年に再建されました。これが今、現存している天守です。
天守へ行くにはロープウェイを利用することが出来ます。
「松山城山ロープウェイ」についてはこちらをご覧ください。↓↓
歴史
関ヶ原の戦いの後、加藤嘉明は徳川家康より20万石を与えられ松山城を創建しました。
加藤嘉明が会津に転封になった後、蒲生忠知が出羽より移ってきましたが病没により断絶します。
1635年に伊勢桑名より松平定行が封じられて幕末に至りました。
本丸へ
ロープウェイを降りて、本丸に向けて進んで行くと石垣とお城の建物が木々の間に見えてきます。なぜかお城に近づくと興奮気味になりますね。
近くで石垣を見るとその迫力に圧倒されます。どうやってこのような巨大な石を山の上まで運んだのでしょうか。
石垣の側を本丸広場に向けて上っていきます。
いくつもの門をくぐっていきます。やはりお城ですので防御のためにたくさんの門があります。
鎧兜を身にまとった武者がいて、門を守っていました。私も含めて観光客の皆さんはパシャパシャとカメラを向けていました。
城からは市街を一望できます。遠くの山や瀬戸内海までも見通すことが出来ました。
本丸広場に入ると天守が見えます。堂々たるものでした。
本丸広場には井戸も残っています。深さ44,2m水深9mということでした。
本壇
天守のある所を本壇と言い、本丸の中でも高くなっています。
天守に近づいてきました。
左が一の門で右が筋鉄門です。天守の入り口に行くまでにも、いくつかの門があります。
天守
天守は3階地下1階構造で、入り口です。大変、急な階段で上がっていきます。
防御のための石落としです。窓からも本丸広場がよく見えます。
天守の中は資料館になっており、鎧や刀といった武器・武具をはじめとして、お城に関する様々なものがたくさん展示されていました。
最上階からの眺めです。東西南北のすべての方面を見渡すことが出来ます。まるでお殿様の気分になったようです。
休憩所
階段を上がったり降りたりと、結構、歩いたので疲れます。天守の見学を終えて、本丸広場の一角の休憩所で一服しました。
愛媛県はミカンの特産地です。
「愛媛では水道からミカンジュースが出てくる」と言われていますが、ここにもありました。蛇口をひねるとミカンジュースが出てきます。
ソフトクリームも伊予柑仕様です。
愛媛と言えば「ポンジュース」松山と言えば「坊ちゃん」ということで、それにちなんだポンジュースグミと坊ちゃんコーヒーをお土産に買いました。
最後に
お城の上まではロープウェイで手軽に行けるのですが、歩いて上ることでお城の魅力を更に堪能することが出来ると思います。
お城に上った記念に御朱印をいただきました。
松山城は「これぞ日本の名城」と言うにふさわしい風格があります。
お城の歴史や伝統を直接、体験し、見て触れて五感全体で感じさせてくれるところでした。