定年後の生活ブログ

定年後の徒然なる事を四国から発信

石鎚山のロマンスがある伊曽乃神社

 

はじめに

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伊曽乃(いその)神社は、愛媛県西条市の石鎚山系から瀬戸内へ流れる加茂川沿いに鎮座しています。

毎年行われる例大祭では、だんじり・みこしが80台余り練り歩き、豪華絢爛なお祭りが繰り広げられています。

一つの神社に奉納される山車の数としては、全国で最も多いといわれている大規模なお祭りです。

1761年頃の文献にも登場していて、歴史のある伝統的な地域のお祭りが行われています。

 

境内

参道

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石柱門

狛犬の向こうにある石柱門を上がって右側に神門、左側に古茂理神社がります。

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神門前の狛犬

西条市出身の著名な彫刻家、伊藤五百亀(いおき)の作品です。迫力ある造形です。

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神門前の巨樹と「伊曽乃大社」の石碑

神門前には左右に巨大な楠木がそびえ立っています。左の楠木の前には「伊曽乃大社」の石碑が建立されていました。

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古茂理神社

参道を上がった突き当りの左手、神門の向かいにあります。

地元の産土神(うぶすながみ)で御祭神は大山祇神(おおやまずみのかみ)の次女の木花佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)とされています。

大山祇神は山の神で、娘の木花佐久夜毘売命は富士の神や安産の神・子供の神です。

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神門

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拝殿

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木花開耶姫命の像

拝殿の前には木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)の像がありました。金色に光る童顔の可憐な少女の像です。

2013(平成25)年、中村晋也氏によって製作され、今治造船株式会社会長檜垣俊幸氏から奉納されました。

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境内社

社殿の周りに小さな祠の境内社がいくつかあります。

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御先神社・瑞枝神社・鎮守神社

由緒

武国凝別命(たけくにこりわけのみこ)がこの地を開発するにあたり、天照大神を祀ったことに始まるといわれています。

命の子孫である伊予三村別(みむらのわけ)氏は、天照大神と始祖である武國凝別命とを合わせ祀り、伊曾乃神社としました。

 

民間伝承

石鎚の神は男で伊曽乃神は女でした。

女人禁制の石鎚山での修業があるので、石鎚の神は「山頂から三つの大石を投げるので、真ん中の石が落ちたところで待つように」と言いました。

その三つの石が飛んできて、真ん中の石が落ちた所に建てられたのが伊曽乃神社であるとされています。

 

おわりに

伊曽乃神社は「いその神社」で「ISOの神社」と言う語呂合わせで、ISOの認証取得や継続の祈願に訪れる企業が多いということです。

ISOという極めて現代的な問題を、日本の伝統的な伊曽乃神社で祈られて、神さまも驚かれているのではないでしょうか。

ともあれ盛大なお祭りが挙行され、地元の人々に愛され続けている歴史的で厳かな雰囲気のある神社でした。