琴弾公園
道の駅「ことひき」は琴弾公園の一角にあります。
標高70mの琴弾山から有明浜・瀬戸内海へと連なる約38,6ヘクタールの広大な地域に、風光明媚な景観を楽しむことが出来る公園です。
公園一帯には、銭形砂絵、琴弾八幡宮、山崎宗鑑ゆかりの一夜庵、第68番札所である神恵院、第69番観音寺といった歴史的な文化遺産が数多く残されています。
琴弾公園は瀬戸内海国立公園に含まれ、国の名勝にも指定されているので、道の駅「ことひき」は公園観光の拠点となっています。
琴弾公園案内図
琴弾公園の名所
銭形砂絵
寛永通宝に似せて作られた東西122m、南北90mの巨大な砂絵です。
琴弾山の展望所から見るとまん丸に見えます。松林の中にありますが、近くで見ても大き過ぎてよく分かりません。
1633年丸亀藩主生駒高俊が領内巡視の際に、歓迎のために一夜にして作られたとされますが、不明です。
銭形砂絵を見ると健康に長生き出来て、お金に困らないとされています。
有明浜の公園
白砂青松が広がる有明浜の一帯は、市民の憩いの場となっています。
子供たちが楽しめる遊具やお猿さんのいるミニ動物園まであります。
三架橋
財田川の下流にあり、3連アーチの橋で長さ93m、幅員6mの鉄骨コンクリート造です。
その美しさから「日本百名橋」に選ばれています。
橋を渡った所に琴弾公園があります。
道の駅「ことひき」
道の駅「ことひき」には「観音寺総合コミュニティーセンター」「世界のコイン館・大平正芳記念館」「レトロな建物のCOTOHIKI COFFEE」の3つの建物があります。
「観音寺総合コミュニティーセンター」と「Café&Food 集」
「観音寺市コミュニティーセンター」の隣にはおしゃれなカフェ「Café&Food 集」があります。
「観音寺総合コミュニティーセンター」
コミュニティーセンターでは、かわいいおじいさん・おばあさんが出迎えてくれます。
観音寺市がコラボしている「結城友奈は勇者である」のサイン入りキャラクターが並んでいます。
奥には地元のお祭りを盛り上げている太鼓台の実物が展示されていました。
「Café&Food 集」
コミュニティーセンターに併設して、オシャレなカフェがあります。
お昼のランチを頂きました。
「世界のコイン館・大平正芳記念館」
1階
「世界のコイン館」
「世界のコイン館」は琴弾公園にある砂絵の寛永通宝にちなんで開館したようです。
日本や世界のコインだけでなく紙幣もあってお金の歴史を知ることが出来ます。
コインは125か国、約2,000点が展示されています。
ギフトショップ・産直市
有明浜にある巨大な銭形砂絵にあやかって、観音寺は「金運の街」で売り出しています。
「金運のあんもち雑煮」
香川のあん餅雑煮セットには、袋に寛永通宝が一枚貼り付いていました。
本物と思って、財布の中に入れてあります。
お金が貯まりますように・・・と願掛けしています。
それぞれの地域で独特のお雑煮がありますが、白みそ仕立てにあん餅を入れたお雑煮は讃岐の名物です。
おもちのあんと白みそは意外にも合っており、いりこ出汁も効いていてとっても美味しくいただきました。
産直市
2階
「大平正芳記念館」
2階は大平正芳元総理大臣の資料が展示されている記念館になっています。
大平正芳元総理大臣についてはこちらをご覧ください。↓↓
郷土資料館
レトロな建物の観音寺郷土資料館は、現在はチョットしたカフェになっています。
おわりに
琴弾公園内にある琴弾山からは、寛永通宝の砂絵だけでなく瀬戸内海の絶景も堪能することが出来ます。
特に夕日が沈むころの景色は幻想的で何とも言えない美しさのようです。
公園内には様々な見どころがあるので、一日楽しめると思います。