姉がロックミシンを買って、洋服の手づくりをしています。
はじめに
ズボンの縫い方を教えてもらった時、ロックミシンを使いました。勢いよく針が進んで、布がほつれないように仕上げていきます。
今までは、布の裁断している所を三つ折りにして手でまつったり、ジグザグにミシンをかけたりして、結構、手間がかかっていました。
こんな便利な物があったら服作りは、楽で楽しいだろうなと思いました。
ロックミシンを使ってみて、その便利さを実感したものです。
思い切って購入
ロックミシンは布の幅をそろえて、切りながらまつっていくのでとても便利です。
欲しいと思いながらも、値段が高いのでなかなか手が届かずにいました。
去年、スーパーでミシンの販売コーナーを見かけた時に少し安く購入できることを知り、思い切って購入しました。
買ったのはいいのですが、3本の糸を使って縫っているので、糸の通し方が複雑です。
糸が切れてしまったら、まだ自分で架け直すことができないので、教えてもらいに店屋へ直行です。
手間がかかりますが、機能は抜群です。
ミシンの買い替え
若いころから使っていたミシンも使えなくなり、3年前に買い替えました。
一番便利なのは針の糸通しが簡単にできることです。
糸切りボタンがあって、いちいちはさみで切らなくていいのも便利です。
服作り
この間、デパートの催物会場で気に入った布があり、たくさん買いこみました。
洋服にしないと着ることができないので、ブティック社の月刊誌「レディブティック」や「これからのシニア世代の服」「60代からのソーイング」を参考にデザインを考えました。
布に合ったデザインにしたいなと思って探したのですが、なかなか気にいるデザインがありません。
最近のデザインはたくさん布を使うのが多く、デパートで買ったものは1、6mしかない短い布だったので諦めたものもあります。
服の作り方
①型紙を取る
本の付録に型紙がついているものを選ぶと便利です。サイズも自分に合わせて選べます。写す時にはハトロン紙を使います。
本を参考に物差しで測りながら型紙を作ることもできます。複雑な製図のものは、私には難しくてあきらめることが多いです。大きな紙がいるのでカレンダーや包み紙を利用しています。
②布を切る
本を参考にして、縫い代を入れて布を切ります。
③布を縫う
肩線、衿の見返し、脇、袖などを縫っていきます。ロックミシンを使って縫い代の端を始末しています。
完成した作品
チェック柄チュニック
小さめのスタンドカラーがついているチェックのチュニックです。
フロントを重ねたタックがついていて、作るときにちょっと難しかったものです。
インナーを変えて着ることができ重宝しています。
ゆるふわチュニック
ゆったりしたシルエットのチュニックです。こんな服を着たことがなかったのですが、着てみると腕の動きがスムーズで楽でした。
春先にふわっと上から羽織れそうです。
プルオーバー
分厚い生地だったのでコートにしようとも考えましたが、着る機会が少ないと思ってセーターの上に羽織る形にしてみました。
ポケットも付けました。
衿付きチュニック
1年ぐらい置いておいた生地でしたが、やっと仕上げることができました。秋口によく着ていました。
おわりに
買った服は、手縫いよりも形もきれいで色使いも考えられています。
ハンドメイドは取り掛かるまでに時間はかかりますが、作り始めるとどんな仕上がりになるか見たくて夢中になって仕上げるものです。
たまには手作り洋裁も楽しくていいものだと思いました。
せっかくロックミシンを買ったので、これからも無理なく楽しんでいきます。
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