定年後の生活ブログ

定年後に行政書士となり、四国のことを発信しています

サンタさんと花手水のある薬王寺

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はじめに

冬の寒い時期に、お寺で花手水をしていると聞いて見に行きました。

香川県三豊市にある薬王寺というお寺です。

静かな山あいの農村にひっそりと佇んでいる小さなお寺に、色鮮やかなかわいいお花が浮かんでいる石の鉢がありました。

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花手水

山門を入ってすぐの所にあるお地蔵さまに、お花が供えられていました。

かわいいサンタさんも置かれています。

宗教に関わりなく、仲良くありたいものです。

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本堂前の石の花挿しにもありました。赤・ピンク・青・白の花が鮮やかです。

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よく見るとハートの形をしています。青・白・ピンクの色づかいが素敵ですね。

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昔の火鉢でしょうか、ここも鮮やかな青と黄色の花でハート型になっています。

火鉢の深い紺色とよくマッチしていてきれいです。

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ぼたん寺

春になるとぼたんの花が咲き誇り、「ぼたん寺」とも言われています。

ぼたんは中国が原生地で、奈良時代に遣唐使によって日本にもたらされました。

ボタンの根は薬草として重宝されており、また、別名「富貴草」とも言われて、古来より縁起の良い花とされています。

薬王寺には150種500株のぼたんが植えられていて、毎年、4月の後半にはぼたん祭りが開催されています。

山門を入った所に石灯籠があり、上が狛犬、下にぼたんが彫られているようです。

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縁起

明治時代までは近くの菅生神社の別当寺でしたが、神仏分離令により分離されて、現在は真言宗善通寺派に属しています。

菅生神社は鎌倉時代前期の1226年の創建と伝えられている古刹です。

 

境内

本堂

本尊は薬師如来様です。

大師堂

197(昭和52)年に建立され、弘法大師像はいわゆる「目引大師」といわれています。

これは十大弟子の一人である真如(高岳親王)の筆によるもので、お大師様が自ら両目に筆を入れたとされています。

ちなみに高岳親王は平城天皇の第3皇子でしたが、出家して空海の弟子となります。

仏法を求めて唐に渡り、さらに海路、天竺を目指しましたが消息不明となっています。

マレーシアのジョホール・バルの日本人墓地に供養塔があるようです。

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左が本堂、右が大師堂

 

おわりに

春になるとぼたんが咲き誇るお寺ですが、冬にもこうしてお花が咲き誇っています。

冬枯れの時期ですが、きれいなお花が鉢の中に浮かべられているのを見ると、心が洗われるようです。

美しいお花を見せて頂いた、お寺の方々にも感謝です。

春になって、ぼたんが咲き誇るころには、ぜひ見に来たいものです。