はじめに
自然薯を自分で栽培しているので、いろいろな自然薯料理にも挑戦してみました。
初めはとろろご飯しか思い浮かびませんでしたが、美味しくいただくことができる料理を研究してみました。
自然薯の栽培については、こちらをご覧ください。↓↓↓
とろろご飯
家に昨年収穫した自然薯のかけらが1本あったので食べてみることにしました。
どんな食べ方をしようかと、クックパッドのサイトを開いてみました。
あれもいい、これもいいと眺めていましたが、やっぱり自然薯はとろろご飯か、ということで決定です。(本当は一番簡単そうだったから)
収穫した時のままで置いてあった土付きの自然薯を水で洗って、皮をむきます。
半年以上も経っていたので腐っているかな?と思ったのですが、何ともありませんでした。
結構、長持ちするもんです。
ピーラーで皮を剝いていきますが端のところだけ皮を残します。
残した皮のところを持って、おろしていきます。
剝いたところはぬめぬめしているので、全部、皮を剝いてしまうと持ちにくくて、すりおろすのが大変になるからです。
すりおろした自然薯は、粘りが強くて美味しそうです。
ご飯の上に、たっぷりとおろした自然薯をかけて、少しネギを散らしました。
さらに卵を割り入れて、自然薯+卵かけご飯にしていただきました。
ねばねば自然薯と生卵をのせた、とろろご飯を食べて、これは健康になったと一人で合点した気持ちです。
ムカゴご飯
今までムカゴを食べたことがなかったので、初めてムカゴご飯を炊いてみました。
材料 お米・・・2合
ムカゴ・・・1カップ(約120g)
塩・・・小さじ1杯と少々
【下ごしらえ】
洗ったムカゴをすり鉢に入れて、手のひらを押し付けるように転がして、薄皮を剝きます。
薄く皮が剝ければいいだけです。そんなに激しくする必要はありません。鉄網のかごでやってもいいと思います。
水で洗うと茶色くなり、少し薄い皮も出てきます。
よく水で洗って準備完了です。
お米を研いで普通に水を入れます。そこに塩を加えてかき混ぜて、しっかり溶かします。
洗ったムカゴを入れて普通に炊くと出来上がりです。
【炊きあがり】
ムカゴが柔らかくなっていて、お米の白さの中で引き立っています。
食感はお豆を食べているようで、適度な塩味が利いて、とても美味しい出来上がりでした。
意外とお米に合っていて、また、秋が来たという季節感を感じさせてくれる料理だと思いました。
自然薯のバターしょうゆ炒め
初めての自然薯料理を試してみました。
材 料 自然薯200g、バター20g、しょうゆ 少々
作り方 ①自然薯を輪切りにする
②輪切りにした自然薯をバターと一緒に炒める
③弱火にして火をとおす
④しょうゆを絡める
バターの風味としょうゆの香ばしさで、自然薯の食感が引き立ち、とても美味しくいただきました。
お酒のおつまみにもピッタリだと思います。
とろろ自然薯にとき卵汁
とっても簡単で美味しい汁ものです。
今年、収穫した形の悪い自然薯ですが、汁ものに溶かし入れて、とき卵で食べてみました。
材料 形の悪い自然薯たぶん400gぐらい
白だし(ヒガシマル京風割烹白だし)
卵 3個
刻みネギ少々
作り方 ①水900mlに白だし150mlを加える。
②自然薯をすりおろして鍋に入れる。
③沸騰したら卵を溶いて入れます。
④一煮立ちしたら出来上がり。お椀によそって刻みネギを散らします。
あっけないほど簡単に料理ができて、しかも滋養豊富な自然薯が入っていて、栄養満点です。
トロっとした食感で体がとってもあったまるお汁でした。
おわりに
自分で栽培した自然薯を食するのは格別です。
去年は、残念ながらきれいな自然薯を収穫することは出来ませんでしたが、
今年はもっといい自然薯を育てて、また美味しい料理を考えてみたいと思っています。