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はじめに
2021(令和3)年も何とか自然薯を収穫することができました。
4月に自然薯を植え付けたのですが、いろいろ手違いがあり5本ほどしか収穫できていません。
これまで収穫のたびごとに自然薯料理にも挑戦しており、初めはとろろご飯しか思い浮かびませんでしたが、あれこれと研究してきました。
今回は自然薯の磯部揚げを試してみました。磯部揚げ以外は昨年の料理です。
自然薯の栽培については、こちらをご覧ください。↓↓↓
自家製自然薯の磯部揚げ
今年、収穫した自然薯は太くもなく、形も良くありませんでした。趣味の栽培なので、まあ仕方ありません。
毎年、まっすぐで大きな自然薯を収穫する意気込みで栽培を始めるのですが、こういったものばかりです。
今回は、磯部揚げにして食べてみることにしました。
すりおろした自然薯を海苔で巻いて、油で揚げるだけです。何か工夫をしているわけでもなく、単純な料理法です。
ポン酢で食べましたが、外はカリッとしていて、中はモチモチという感じで、美味しくいただくことができました。
とろろご飯
家に昨年、収穫した自然薯のかけらが1本あったので食べてみることにしました。
どんな食べ方をしようかと、クックパッドのサイトを開いてみました。
あれもいい、これもいいと眺めていましたが、やっぱり自然薯はとろろご飯か、ということで決定です。(本当は一番簡単そうだったから)
収穫した時のままで置いてあった土付きの自然薯を水で洗って、皮をむきます。
半年以上も経っていたので腐っているかな?と思ったのですが、何ともありませんでした。
結構、長持ちするもんです。
ピーラーで皮を剝いていきますが端のところだけ皮を残します。
残した皮のところを持って、おろしていきます。
剝いたところはぬめぬめしているので、全部、皮を剝いてしまうと持ちにくくて、すりおろすのが大変になるからです。
すりおろした自然薯は、粘りが強くて美味しそうです。
ご飯の上に、たっぷりとおろした自然薯をかけて、少しネギを散らしました。
さらに卵を割り入れて、自然薯+卵かけご飯にしていただきました。
ねばねば自然薯と生卵をのせた、とろろご飯を食べて、これは健康になったと一人で合点した気持ちです。
ムカゴご飯
今までムカゴを食べたことがなかったので、初めてムカゴご飯を炊いてみました。
材料 お米・・・2合
ムカゴ・・・1カップ(約120g)
塩・・・小さじ1杯と少々
【下ごしらえ】
洗ったムカゴをすり鉢に入れて、手のひらを押し付けるように転がして、薄皮を剝きます。
薄く皮が剝ければいいだけです。そんなに激しくする必要はありません。鉄網のかごでやってもいいと思います。
水で洗うと茶色くなり、少し薄い皮も出てきます。
よく水で洗って準備完了です。
お米を研いで普通に水を入れます。そこに塩を加えてかき混ぜて、しっかり溶かします。
洗ったムカゴを入れて普通に炊くと出来上がりです。
【炊きあがり】
ムカゴが柔らかくなっていて、お米の白さの中で引き立っています。
食感はお豆を食べているようで、適度な塩味が利いて、とても美味しい出来上がりでした。
意外とお米に合っていて、また、秋が来たという季節感を感じさせてくれる料理だと思いました。
自然薯のバターしょうゆ炒め
初めての自然薯料理を試してみました。
材 料 自然薯200g、バター20g、しょうゆ 少々
作り方 ①自然薯を輪切りにする
②輪切りにした自然薯をバターと一緒に炒める
③弱火にして火をとおす
④しょうゆを絡める
バターの風味としょうゆの香ばしさで、自然薯の食感が引き立ち、とても美味しくいただきました。
お酒のおつまみにもピッタリだと思います。
とろろ自然薯にとき卵汁
とっても簡単で美味しい汁ものです。
今年、収穫した形の悪い自然薯ですが、汁ものに溶かし入れて、とき卵で食べてみました。
材料 形の悪い自然薯たぶん400gぐらい
白だし(ヒガシマル京風割烹白だし)
卵 3個
刻みネギ少々
作り方 ①水900mlに白だし150mlを加える。
②自然薯をすりおろして鍋に入れる。
③沸騰したら卵を溶いて入れます。
④一煮立ちしたら出来上がり。お椀によそって刻みネギを散らします。
あっけないほど簡単に料理ができて、しかも滋養豊富な自然薯が入っていて、栄養満点です。
トロっとした食感で体がとってもあったまるお汁でした。
おわりに
自分で栽培した自然薯を食するのは格別です。
去年は、残念ながらきれいな自然薯を収穫することは出来ませんでしたが、
今年はもっといい自然薯を育てて、また美味しい料理を考えてみたいと思っていましたが、どうもうまくいきませんでした。
来年こそは、と今は思っていますがどうなる事やら…