はじめに
愛媛県松山市から車で約40分、松山自動車道の伊予ICから約15分、海岸沿いの美しい景色を眺めながら国道378号線を走っていると「ふたみシーサイド公園」の看板が見えてきます。
伊予灘に面した海岸には白い砂浜が広がり、「夕日の観覧席」と言われている階段から見る夕日は絶景であることから、「日本の夕陽百選」にも選ばれています。
道の駅「ふたみ」
「ふたみシーサイド公園」には、2021(令和3)年5月にリニューアルオープンした「道の駅ふたみ」があり、たくさんの観光客でにぎわっています。
2F展望デッキ
ふたみ渚のレストラン「モンドブルー」
海山産直あさひさん
イートコーナー
童謡の小路
夕日にちなんだ童謡の歌詞を刻んだ石が設置されています。童謡を口ずさみながら、夕日と共に散策します。
恋人岬は「恋人の聖地」
恋人岬
海に向かって砂浜から突き出ている「恋人岬」には「夕日のモニュメント」があります。
夕焼けスポット
春分・秋分の日にはモニュメントの穴に夕日がすっぽり収まるそうです。
認定モニュメント
2008(平成20)年に、愛媛県で初めて「恋人の聖地」の認定を受けました。沈む夕日をカップルで眺める様子は、さぞかしロマンティックですね。
モニュメントの後ろには3体のモアイ像が置かれています。太平洋上に浮かぶイースター島にあることで有名なモアイ像も、悠久の時を重ねて夕日を見続けてきました。
「夕日の町」双海町のシンボルとして、夏至・春分と秋分・冬至の時、海に沈む太陽の方角に向けて設置されています。
幸せの鐘
夕日を見ながら「幸せの鐘」を鳴らすと、幸せになる願いをかなえてくれるとされています。
お願い手形石
恋人と二人で手を置き、夕日を見ながら願いをかけると幸せになれるといわれています。
おわりに
夕日の美しい景観を楽しむことができる場所なのですが、残念ながら、昼間に訪れてしまいました。それでも、伊予灘を望む眺望はすばらしく美しくて、とても素敵なところだと思います。
景色がよくて、地元のおいしいものも食べられて、お土産品も充実している道の駅を堪能することができました。
追記:地引網和船
双海町では、古くから入り江の砂浜を利用した地引網漁が行われていました。
この地の漁業の歴史を物語る和船として、大切に保存展示されています。