はじめに
香川県の西部、荘内半島の付け根の小高い所に、比較的新しい建物の神社があります。
なんで、この高台に石鎚山を崇敬する神社があるのかと思いましたが、境内からは眼下に瀬戸内海を見下ろすことができ、遠くは瀬戸大橋を望むことができる眺望の良い場所となっています。
春には、ここで見事な桜の花を見ることができ、隠れた花見スポットとして人気です。
桜が終われば、樹齢100年の藤の花が咲き誇ります。
広い境内には、他にも多くの草木が植えられており、四季折々の花を楽しむことができる神社です。
石鎚神宮とは
西日本最高峰、標高1982mの石鎚山は、古来より修験の山として崇められてきました。
神仏混淆を旨として、霊峰石鎚山に坐している神仏をお祀りしているのが石鎚神宮です。
家内安全・病気平癒・商売繁盛・交通安全・学業成就といった現世利益を願う人々の信仰を集めています。
境内への鳥居
本殿へ
境内全景
本殿
巨大な諸神仏像
上段:石鎚大神
中段:石鎚大権現、役行者、慈母観世音菩薩、波切不動明王、弘法大師
藤の花
本殿前の藤棚
自生している藤の花
茶房 茶久楽
石鎚神宮境内には和カフェ「茶久楽(ちゃくら)」があります。
高台にある店内からは、おだやかな瀬戸内海の景色を眺めることができます。
店内は客席も少なめで広々としており、地元の旬な食材を生かしたヘルシーなランチや自家製スイーツをいただきながら、ゆったりとした優雅な一時を過ごせるお店です。
本殿の向こうに茶久楽
茶久楽の入り口
茶久楽の店内
店内からは、おだやかな瀬戸の海と讃岐の山並みを見ることができます。
ランチ
満開の桜を見ながらランチをいただきました。
おわりに
石鎚山におわします神仏をお祀りしている神仏混淆の神社で、境内には桜や藤をはじめとして、四季折々の花や自然を楽しむことができる場所です。
特に、春4月の桜の花や藤の花の景観は心を癒してくれました。
境内の一角にある「茶房 茶久楽」は、下界の喧騒を忘れさせてくれる静かで素敵なお店です。
瀬戸内海を眺めながら頂いたランチは、とてもおいしくて心もお腹も満たされました。
かわいい犬のベンチで一休み