紫雲出山のアジサイ:6月20日に訪問
紫雲出山のアジサイを見に行くのは、今年で3回目となります。
四国でも有名なアジサイの名所のようです。
今年は、例年よりも花が大きくて、見ごたえがありました。
曇り空で天気はよくなかったのですが、瀬戸の島々が眼下に広がり、幻想的な景観でした。
大ぶりのアジサイの花を、6月いっぱいは楽しめるのではないでしょうか。
紫雲出山とは
香川県三豊市の荘内半島には標高352mの紫雲出山(しうでやま)があります。
山頂からは瀬戸内海を一望できるため、古くから軍事的に重要な場所とされており、弥生時代の遺跡があります。
現在は、瀬戸内の島々を見晴らせる風光明媚な公園として、春には桜の名所、6月にはアジサイの名所としても多くの人々に親しまれています。
紫雲出山の山頂図
アジサイロード
紫雲出山遺跡
弥生時代の高地性遺跡として、戦後に発掘調査されました。
山の上にある遺跡なのですが、低地にある普通の弥生時代の遺跡と同じような土器や石器が見つかっています。
と同時に、たくさんの石の矢じりや石製の短剣といった石製の武器が出土しており、紫雲出山の頂上で人々が暮らしていた弥生時代には、軍事的な緊張状態にあったと考えられています。
復元された竪穴住居と高床倉庫
紫雲出山遺跡館
弥生時代の建物を復元した隣に遺跡を紹介する資料館があります。
お茶をしながら休憩もできます。
ここから瀬戸内海の素晴らしい景色を見ることができます。
遺跡館とカフェの看板
遺跡館入口
遺跡館内部の展示
山頂展望台
石畳の道を通って山頂展望台へ向かいます。
山頂展望台
展望台からの眺望
曇りの日に訪れたので、少しかすんでいて残念です。
お天気が良い日に、今一度、訪れてみます。
おわりに
紫雲出山公園に、あじさいの美しい時期に訪れましたが、なんといってもこの公園は春の桜の名所として知られています。
満開の桜の花と山頂から見る瀬戸内海の景色は、まさに絶景と言っていい場所です。
今度は、桜のシーズンに訪れたいと思いました。