はじめに
現存天守というのは江戸時代より前に建設された天守で、現代まで保存されている天守のことです。
これ以外にも天守はありますが、復元されたり模擬的に建築されたりしたものです。
江戸時代以前の武士の時代に造営された天守として残っている、歴史的に貴重な建築物として、国宝や重要文化財に指定されています。
四国には、いずれも重要文化財に指定されている、次の4城の天守があります。
①丸亀城(香川県丸亀市)
②松山城(愛媛県松山市)
③宇和島城(愛媛県宇和島市)
④高知城(高知県高知市)
①丸亀城
天守は3層3階の小ぶりなものですが、そそり立つ石垣が立派なお城です。
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②松山城
落雷により焼失してしまいましたが、幕末に再建された天守を有する城郭です。
松山市の中心に位置する小高い山の上にあるので、ロープーウェイで上っていきました。
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③宇和島城
藤堂高虎によって築かれた城郭で、伊達政宗の長男の秀宗を始まりとする宇和島伊達家の居城です。
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④高知城
山内一豊によって築かれた高知城は、幾たびもの危機を潜り抜けて、勇壮な姿を現在に残してくれています。
高知城について、詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓
おわりに
全国には現存天守が12城ありますが、このうち国宝が5城、重要文化財が7城です。
四国には重要文化財の天守が4城あるので、ぜひ巡ってみてください。
現存天守を知るだけでなく四国を知る、よい機会となると思います。