はじめに
1975(昭和50)年にオープンし、2020(令和2)年に「足摺海洋館 SATOUMI(さとうみ)」としてリニューアルオープンしている水族館です。
新しくオープンした施設は、土佐清水市の観光拠点である竜串エリアにあります。
ここでは足摺の生態系や目の前に広がる竜串湾に生息するたくさんの生き物、約350種15,000点が飼育展示されています。
「足摺海洋館 SATOUMI」
展示内容
『SATOUMI』の展示は、山から始まり、川を流れ、そして海に到達する自然の流れを感じられるよう工夫されています。
足摺の原流、里山の自然
プロローグ
奇岩を配したタッチングプールには、ヒトデや浅瀬に生息する生き物が多く飼育されています。
ウミガメがいる水槽の向こうに、竜串の景色を見ることができます。
サンゴ
竜串湾
約1万匹のイワシを飼育する円柱型の水槽。
竜串湾大水槽1階、2階どちらからも眺めることのできる竜串湾を表現した大水槽。
足摺の海
四角い水槽
外洋
エイ
丸い水槽にはクラゲがプカプカ
竜串ビジターセンター「うみのわ」
水族館の隣には、竜串を含む足摺宇和海国立公園を広く発信する案内施設「竜串ビジターセンター『うみのわ』」があります。
「うみのわ」の言葉には、「竜串の海と人、自然と人、人と人を『つなぐ』」という思いが込められているそうです。
足摺宇和海国立公園についてのパネル紹介コーナー、赤ちゃんや子供さんのための授乳室・キッズスペースもあります。
足摺宇和海国立公園の美しい写真に囲まれて置かれているのは、土佐清水市のふるさと納税の返礼品にもなっている、地元 小磯鉄工所の薪ストーブです。
開放的な館内から展望デッキへ出ると、竜串海岸一帯を眺め渡すことができます。
おわりに
目の前に竜串の自然が広がっている水族館以外にも、近隣には『足摺海底館』や『グラスボード乗船体験』、『竜串海岸・見残し海岸』といった観光できる場所や施設があります。
キャンプ場もすぐ近くにあり、豊かな自然の中でくつろいだ時間を過ごすことができます。
子どもさんと一緒に活動するには、もってこいの場所だと思いました。
水族館の記念撮影スポット