はじめに
2010(平成22)年に第一回の瀬戸内芸術祭が開幕してから、今年で5回目となります。「海の復権」をテーマとして、瀬戸内の島々に活力を取り戻し「希望の海」となることを目指しています。
「瀬戸内芸術祭2022」の夏会期に小豆島を訪れました。
瀬戸内海にある美しく、歴史や文化のあふれる小豆島で、たくさんの作品が展示されていました。
小豆島の瀬戸芸作品
土庄港
①「太陽の贈り物」チェ・ジョンファ(崔正化)
高松港から小豆島に向かう航路の小豆島側の玄関口、土庄港にあります。
高松から小豆島へのフェリーについて、詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
北浦
②「はじまりの刻」三宅之功
小高い丘の上に西に向かって屹立している恐竜の卵のようでした。
ヒビが入っていて、今にも何かが生まれてきそうです。
③「ダイナマイト・トラヴァース変奏曲」秩父前衛派
大阪城残石記念公園に移設・展示されているものです。
大阪城残石記念公園について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
福田
④福武ハウス
福武ハウスは、廃校となった旧福田小学校を活用し、地域の新たな文化交流の拠点として、アートや食、地域資源を活かした活動を展開しています。
福田地区の福武ハウスについて、詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
寒霞渓(かんかけい)
⑤「空の玉」青木野枝
名勝「寒霞渓」の頂上から山道を行ったところにあります。
寒霞渓の頂上へはロープウェイで行きますが、詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓
田浦半島
⑥「漁師の夢」入江早耶
⑦「愛のボラード」清水久和
「二十四の瞳」映画村にありました。詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
三都半島
⑧花寿波島
半島へ向かう途中には、海食作用によって島が2分された珍しい地形の、花寿波島(はなすわじま)がありました。
⑨「境界線の庭」土井満治
⑩「ダイダラウルトラボウ」伊東敏光
小高い丘の上に座って、海を眺めている巨人のようです。
⑪「舟物語」フリオ・ゴヤ
⑫「自然の目『大地から』」フリオ・ゴヤ
木の上にある秘密基地といったもののようでした。
⑬「ポップストップ」チャールズ・ウォーゼン
カラフルでポップなバス停です。
⑭「ヒトクサヤドカリ」尾身大輔
⑮「潮耳荘」広島市立大学芸術学部有志
海に向かって巨大なホーンが突き出ています。
⑯「山声洞」伊東敏光
巨大な耳で、山の小鳥や虫の鳴き声を、地中で聞くことができます。
おわりに
小豆島中に瀬戸芸作品があふれている感じでした。
作品は瀬戸芸のレガシーとして残されていくものだと思います。芸術の島として、ますます小豆島が魅力あふれるものになってほしいものです。
とても暑い中、地元の方々も警備や交通整理をしてくださっており、地域一体となって瀬戸芸を成功させようとしていたことが、心に残りました。
追記:姉が見た瀬戸芸の春会期
姉が「瀬戸内芸術祭2022」の春会期に小豆島を訪れています。
詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓