はじめに
讃岐漆芸は江戸時代の高松藩時代に確立された伝統工芸で、讃岐漆芸美術館は2014(平成26)年にオープンした民営の漆芸専門美術館です。
高松市にある普通の住宅街の一角にあります。
1Fはカフェ・体験教室、2Fが展示スペースでした。
入口
讃岐漆芸とは
江戸時代に登場した玉楮象谷(たまかじぞうこく)によって始められました。
「蒟醤(きんま)」、「彫漆(ちょうしつ)」、「存清(ぞんせい)」といった技法によって製作されています。
以来、伝統的な工芸として受け継がれてきています。
装身具・堀口恵司
讃岐漆芸美術館
伝統的な香川の漆器や現代作家の作品を常時展示しています。
漆器づくり体験として、お箸の漆絵付け、小皿の彫漆などの体験だけでなく、金継ぎ体験もできるようです。
2F展示
どの作品も気品があって、繊細な美しさをたたえているものばかりでした。
作品
「花器」豊澤英之
「草花文」山田芳信
「宇宙」高橋良平
おわりに
民間の小さな展示館ですが、香川の伝統工芸に触れることができる場所です。
1階には「カフェギャラリー夏炉(かろ)」があり、香川漆器を使ったランチやドリンクを楽しむことができます。
アットホームな感じの美術館で、伝統的な香川漆器を堪能することができました。
「湖畔」豊澤英之