姉が高知を走るJR四国の観光列車の旅を楽しんできました。
はじめに
早春の土佐路を走る豪華列車に乗車してきました。
JR四国が運航する観光列車で「歴史を感じ変わらぬ自然とうつろいゆく いまを楽しむ」をコンセプトに「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」と題して、土佐流のおもてなしで楽しむ列車旅です。
高知駅を12時4分に発車し、高知市から西へ向かって土佐久礼までの約2時間の旅を満喫しました。
列車
室内は高級感にあふれた1号車「KUROFUNE」と2号車「SORAFUNE」の2両編成です。
1号車の車両には坂本龍馬が描かれていました。
お食事
列車では創作料理の「皿鉢風」やコーヒーをいただきながら、のんびりと動く車両からの景色を眺めることができました。
お出迎え
旗を振ってお見送りしてくれている方もいました。
途中の駅で止まった時には、よさこいおどりで出迎えてくれました。
見ていると楽しくなって、一緒に手を動かし自然と笑顔になっていました。
車窓からの風景
仁淀川
水質が全国1位で、水面が青く広々とした川でした。
白石工業土佐工場
炭酸カルシウムを製造している工場です。なんと山の斜面にはりつくように工場がたっていてびっくり。
みょうがのビニールハウス
ビニールハウスがたくさん目につきます。みょうがを作っていて生産量日本一だそうです。
山には、山桜がちらほら咲いていました。
お彼岸に行ったので、平地の桜はまだまだですが、沿線には桜がたくさん植えられていて、開花したらすばらしいだろうなと思いました。
須崎駅を超えると、太平洋を眺めることができます。
山あり海ありののどかな風景でした。
牧野公園
目的地の久礼駅で降り、バスで佐川町の牧野公園に行きました。
あいにくの雨模様でしたが、山道を登っていくと沿道に桜が植えられていました。
牧野公園は、「さくらの名所100選」に選ばれているそうです。
ぼつぼつと咲いていましたが、満開はもっと先のようでした。
植えられた植物や木に名札がつけられていて、桜の名前も良くわかりました。
紫や赤いつつじ、ミツマタの黄色い花は満開できれいでした。
4月から牧野富太郎をモデルとする連続テレビ小説「らんまん」が始まります。いいタイミングで、牧野さんゆかりの土地へ行くことができました。
ミツマタの花
ミツマタは、樹皮が和紙の原料となります。高知は高品質な土佐和紙の生産地です。