吉田茂

約70年前の新聞でお茶碗を包んでいました。
1面トップに吉田茂首相の写真があり『解散・絶対行わず 増田幹事長 首相の意向を発表』という見出しがありました。
内容は「明後年1月までの任期一杯は解散など夢想だもしていない」と語っている言葉が紹介されています。
翌々年までは解散しないということでしょう。
衆議院の解散権は首相の専権事項などとよく言われており、いつ解散があるのかはマスコミの最大の関心事項です。
この時、吉田首相は増田幹事長(自由党)を通して「解散など夢想だもしていない」と言わしめています。
これは夢にも思っていないけれども、夢には出てこないが現実には考えているということでしょうか。
実際には任期途中の翌年の夏に、衆議院が解散となっています。ちなみに解散の名は「抜き打ち解散」です。
政治家の言葉は素直に受け取ってはいけないということなのかなと思った記事でした。
70年前の株価

70年前の株式欄です。
よく見ると現在と同じ社名の会社がいくつもあります。
ドラえもんのタイムマシンがあったら、この時代に行って株を買いまくっておきたいものです。
昔の株価と現在の株価を比較してみます。
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会社名 |
1951年12月4日 |
2026年5月22日 |
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郵船 |
128円 |
5391円 |
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キリン |
126円 |
2720円 |
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伊藤忠 |
112円 |
1949円 |
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関西電力 |
358円 |
2252円 |
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近鉄 |
82円 |
3542円 |
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富士フィルム |
94円 |
3181円 |
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日立 |
57円 |
5002円 |
貨幣価値とか経済情勢とか株式分割とかいろいろあって状況は変わっているので、一概に比較はできませんが、表のように変化しています。
ここ数年で、日経平均も急上昇しました。
さて、これからどうなっていくのでしょうか。
大山名人と升田棋士

子供のころに父から将棋のルールを教えてもらいました。
父は熱心だったという訳でもないのに、なぜか家には分厚くて立派な将棋盤がありました。
それだけのことで、熱心に誰かと指したというわけでもなく、多少知っているという程度です。
それでも、この古新聞に出てくる大山康晴、升田幸三という2人の偉大な棋士の名は知っていて、70年も前に対局されていたことに驚きました。
私が知らなかっただけで、改めてお2人の経歴を見てみると早い遅いはありますが、戦前戦後を通して活躍されていたようです。
升田棋士が大山名人の先輩にあたります。
どちらも陸軍の招集を受けて入隊しています。
特に升田棋士は2度も招集されていて、2度目は南方のトラック諸島での厳しい戦況の中で生死をさまよっていました。
戦後は大山名人の方がたくさんのタイトルを獲得していますが、先輩である升田棋士は終生のライバルであったようです。
この時の対局はどうやら升田棋士のうっかりミスで勝負がついたらしく、「せっかくの将棋を、ワヤにしてしもうた」という、彼の人柄をうかがい知ることのできるコメントを残しています。