定年後の生活ブログ

定年後に行政書士となり、四国のことを発信しています

四国自動車博物館のバック・トゥー・ザ・フューチャー

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はじめに

高知県香南市にある四国自動車博物館を訪問しました。

60年代~80年代のレーシングカーやクラシックカーを中心に、国内外2輪車・4輪車を展示しています。

1990年に大豊町に開設されましたが、1996年に閉鎖され、2001年に香南市で再オープンされたものです。

博物館の管理・運営はネッツトヨタ南国株式会社が行っています。

倉庫のような地味な外観からは想像がつかない、目もくらむようなスーパーカーや珍しいクラシックカー、往年の名バイクまでずらりと展示されています。

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受け付けスペース~トヨタ2000GT~

入り口を入った受け付けスペースには、トヨタ2000GTやレーシングカーが置かれており、ミニカーも販売されていました。

トヨタ2000GT

入り口を入った受け付けの隣に、真っ赤なスポーツカーが置かれていました。

解説によると、輸出仕様の左ハンドルで、後期型の輸出仕様として試作されたものの、実際には市販されなかったモデルのようです。いろんな変遷を経て、現在の姿になっており、やや謎めいた経緯のある車だそうです。

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レーシングカー

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ミニカー展示販売

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展示場~デロリアン・ランボルギーニetc~

展示場は真ん中に通路があり、右側が自動車、左側が主にバイクが並べられています。周りの壁がガラス張りなので、場内にある車の姿を反映していて独特の雰囲気を醸し出していました。

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デロリアン

展示室に入ってすぐの所に、デロリアンDMC-12が展示されていました。

1985年の「バック・トゥー・ザ・フューチャー」で、スーパーカーのデロリアンを科学者ドクが改造して、タイムマシンとして完成されたことで有名です。

連続して制作された3作を映画館で見ました。ドキドキ・ワクワク・ヒヤヒヤしながら楽しんだことを思い出しました。

デロリアンはGMの副社長であったジョン・ザッカリー・デロリアンが設立したデロリアンモーターカンパニーで製造されました。

工場が北アイルランドにあったので英国製です。

デザインは「いすゞ117クーペ」をデザインしたジュージアーロ、エンジンはプジョー・ルノー・ボルボの3社が共同開発したV6気筒2849ccです。

外観は無塗装のステンレス製とガルウィングドア(カモメの翼のようなドア)という何とも斬新なボディーです。

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ランボルギーニ社カウンタックLP400

スーパーカーの代名詞のような車です。ドアが跳ね上がる特徴的なポップアップドアを採用した革新的なデザインは、いまでも色あせない斬新さを醸しだしています。

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ホンダS800

1966年に市販されたホンダのスポーツカーで、今から55年前の車とは思えない完成形です。こんな車が走っていると思わず振り返ってしまうでしょう。

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トヨタセリカ1600GT

1970年『未来の国からやってきたセリカ』をキャッチフレーズに発売されています。中古のセリカを大学時代の友人が乗っていたことを、懐かしく思い出しました。発売当時の価格は87万5,000円とありましたが、今ならどれぐらいするのでしょう。

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スバル360

国の自動車産業育成政策に基づいて、富士重工業が軽自動車として実現させた車です。富士重工業の前身は中島飛行機なので、航空機の技術が随所に生かされています。

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プリンススカイラインスポーツ

日産自動車に吸収合併される前のプリンス自動車時代の車です。

ヘッドライトが45度吊上がっている個性的な前面で、アメ車かと思うようなデザインですが、日本車としては最初のイタリアンデザインカーということです。

1962年に約190万円で販売されたようです。当時としては、もの凄い金額だったのでしょうね。

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おわりに

ここでは紹介しきれないほどの、たくさんの名車がそろっています。

これまで世界中で作られてきた、個性的な車の一端を垣間見ることができました。

今後も、人類は車づくりに対する熱い情熱をもって名車を作り続けて行くことでしょう。

日本のメーカーもますます頑張って欲しいと思いました。

私の17年乗っている愛車「カローラスパシオ」も、あと何十年かすると名車として展示されるかな?

 私の車について書いていますので、よろしければご覧ください。↓↓↓

www.teinenoyaji.com