はじめに
高山(280m)の山頂にある高山航空公園からは、一直線に伸びた高松空港や讃岐平野、丸亀港を遠望することができます。
かなり遠いので飛行機は小さくしか見えませんが、滑走路の延長線上にあるので、上空で離着陸する飛行機を真下から見ることができる場所です。
高松空港(香川県)がよく見えます。
高山航空公園
1990(平成2)年に高松空港開港1周年を記念して開園しました。山頂の尾根に添っていろいろな施設や展示物が整備されています。
園内にはジェット機やヘリコプターが展示され、公園の奥には航空神社が鎮座しています。
ジャングルジムやターザンロープなどの遊具施設、キャンプ場も整備されていました。
展望デッキ
遠くに高松空港が望めます。離発着の飛行機を、ここから眺めて楽しむことができます。
残念ながら、コロナの影響で飛行機の便数が激減しているため、かなり間隔があいているので、待ちくたびれます。
早く、元に戻って欲しいものです。
航空機の展示
麓から山の頂上までは1車線しかないくねくねした道です。どうやって機体を運んだのでしょうか。
T-2超高速高等練習機
セスナ170B小型単発機
川崎ベル47G3B-KH4ヘリコプター
子供広場
広い芝生の広場とジャングルジムやターザンロープなどの遊具が整備されています。
自称パワースポット
高山航空神社とは関係ありませんが、赤い鳥居のオブジェです。鳥居をくぐっておくと何か良いことがあるかもしれませんね。
ハッピーパークの写真スポットもありました。ハートの向こうに讃岐平野が広がっています。
高山パークセンター
駐車場の隣には、地元のお母さんたちによって運営されている軽食喫茶や地元物産品の販売店があります。ですが、毎週、日曜日のみの営業です。
ここで求めることができる「落ちないお守り」が受験生に人気だそうです。
高山航空神社
公園の開園と同時に祀られるようになった神社です。
以来、歴代の運輸大臣、国土交通大臣が「空の安全」を祈願するために参拝しており、参拝記念に植樹をしています。
陸軍少年飛行兵顕彰碑が並んで建立されていました。
おわりに
急な山道を上った山頂に公園が整備されています。
こんなところに公園が、と驚きましたが、広々とした園内は眺めも良く、遊具もたくさんあるので家族が楽しめる場所でした。
高松空港は開港以来、事故もないことから、高山航空神社は「落ちない」ご利益があるといわれています。
高松空港だけでなく、すべての空の安全のご利益が続いて欲しいものです。