はじめに
東京ラブストーリーは、古い風情のある町並みが残っている大洲の街で、主人公であるカンチの故郷の場面として撮影されました。
ドラマでは、主人公であるカンチの故郷という設定で撮影され、次のようなストーリーになっています。
リカがロサンジェルスへの転勤を断って、誰にも行き先を伝えずにどこかへ行ってしまいます。
カンチはリカが「カンチの故郷を見たい」と言っていたのを思い出し、カンチの故郷である愛媛に探しに行きます。
2人はカンチの母校で再会し、カンチの思い出の町である大洲の街を巡ることになるというお話しです。
ちなみに、2人が再会した母校の場面は、大洲ではなく久万高原町で撮影されました。
詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
東京ラブストーリー、大洲のロケ地
大洲の街にある、撮影された場所を見に行きました。
おはなはん通り
リカとカンチが2人の子ども時代を思い出しながら歩いていた通りです。
江戸時代の町割と家並が残されている地域で、北側は商屋で、南側は武家屋敷でした。
1966(昭和41)年にNHKの連続テレビ小説で放映された「おはなはん」のロケ地になったことから「おはなはん通り」と名付けられました。
別れの手紙を投函した郵便ポスト
カンチと一緒にいたリカが、カンチに気づかれないように、こっそりと別れの手紙を投函したポストです。
大洲神社
ドラマの中では、カンチがリカを探す為に神社の階段を駆け下りたり、再開した2人が一緒にお参りするシーンに使われました。
手水舎ではカンチがハンカチを忘れたリカに白いハンカチを貸す場面、大洲の街並みを2人で見下ろす場面が撮影されています。
大洲城の東方にある神楽山に位置しており、福徳・商売繁盛・安産の神として知られている神社です。
1331年、鎌倉時代に大洲城が築城された時に総鎮守として建てられて以来、大洲の街と共に大切に尊崇されてきています。
郷土料理「旬」
「おはなはん通り」に面しており、古民家を利用している趣のある部屋と、そこからの庭の眺めが素晴らしいお店です。
座敷に座って、緑あふれる、よく手入れされた庭を眺めながら、地元食材をふんだんに利用したお料理も美味しく頂きました。
おわりに
大洲は歴史のある城下町なので、そこかしこに伝統的なものが大切に残されています。単に残しているというだけでなく、それらの歴史的資産を上手く生かして活用している街です。
だからこそ東京ストーリーをはじめとして、映像の世界で様々に活用されているのだと思います。
これからもドラマなどで大洲の街が、どこかで映されることを楽しみにしています。