定年後の生活ブログ

定年後に行政書士となり、四国のことを発信しています

シルクロードのウルムチとホータンの思い出

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中国旅行の日程

30年以上前のことです。

1987(昭和62)年の8月に中華人民共和国を旅行しました。

久保田早紀の「異邦人」のイメージもあり、

シルクロードに憧れていて、

一度は行ってみたいと思っていました。

 

1989年には民主化を求めた学生を

軍事力で弾圧した天安門事件が起こったのですが、

その前のことです。

 

この頃の中国は鄧小平の改革開放路線により、

外国人旅行者を積極的に受け入れるようになっていました。

 

しかし、今の中国のように急激な発展をする前でしたので、

宿泊施設などは、まだ十分と言える状況ではなかったと思います。

 

どこへ行っても中国は、

規模も歴史もスケールが大きくて

圧倒的だったことが印象に残っています。

 

何処へ行ったかも忘れてしまっていたのですが、

旅行の日程表が残っていました。

 

行った所は、

大阪~上海~蘭州~敦煌~トルファン~ウルムチ~

蘭州~西安~北京~大阪

となっていました。

 

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ウルムチで買った帽子

 

ウルムチ

 ウルムチまで行っていますので、

地図を眺めていると

えらく遠いところまで行ったもんだと思いました。

 

ウルムチは漢字で書くと

「烏魯木斉」で「美しい牧場」という意味だそうです。

 

新彊ウイグル自治区にある人口200万人を超える大都市です。

 

四方の海から2300㎞以上、離れていて

「世界で最も海から遠い都市」として

なんとギネスにも登録されているそうです。

 

観光地になっていた「天池」に行きました。

標高が1980mの所にある湖です。

天山山脈にある5,445mのボゴダ峰の中腹にあります。

ボゴダ峰はウイグル語で「聖なる山」という意味だそうです。

 

ウルムチの観光地なので、

大勢の中国人観光客もいました。

 

私たちはバスで往復したのですが、途中で、

トラックの荷台に大勢の中国人が乗って天池観光に向かっていたのを

目の当たりにしました。

中国の方々のバイタリティーに圧倒されたことを思い出します。

 

ウルムチのホテルにいた時、

割と高齢の方々が多かった日本人の旅行団体もいました。

何とホータン(和田)まで行った、とおっしゃっていました。

 

 

 

ホータン

ホータンは、

タクラマカン砂漠の南側を通るシルクロード上にある

オアシス都市です。

 

中国とインドとパキスタンが領土をめぐって揉めている、

カシミール地方に近い所にあります。

 

ウイグル語で「玉の町」というそうで、

その名の通り、古くからの白玉(和田玉)の産地です。

 

南にある崑崙(こんろん)山脈の雪解け水と共に

白玉が流れてくるようです。

 

シルクロードの西域南道の要衝でもあり、

ここから中国へ玉(ぎょく)がもたらされました。

 

西域南道はタクラマカン砂漠の南側の道で、

かつてはこのルートがシルクロードの中心でした。

 

玄奘三蔵(三蔵法師)が仏典を求めてガンダーラを目指したり、

マルコポーロが通った伝統ある道です。

 

お年寄りとはいえ、

そんな遠い所にまで元気に行っているのかと思い、

老人パワーに圧倒されたものでした。

 

私も結構な年齢になり、

この時のお年寄りの年齢に近づいてきています。

 

機会があれば、

まだ見ぬホータンまで行ってみたいと思っています。