定年後の生活ブログ

定年後に行政書士となり、四国のことを発信しています

コシヒカリ、稲穂の花が咲いた

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はじめに

今年の遅い梅雨が明けて、8月に入って1回目に田植えをした稲(こしひかり)の花が咲きました。

小さい小さい花でかわいらしいものです。あと1ヶ月ほどで稲刈りの予定です。

田植えの後

5月の中旬にコシヒカリを田んぼに植えました。その後、草枯らしを投入してしばらくは常に水を注入しておきます。

田植えが終わってから2週間ぐらいしてからは断続的に水を入れて灌水します。

6月後半から七夕の頃まで、3週間ぐらい中干をします。中干というのは土の中にしっかりと根を晴らすために水を切らしておくことです。

田んぼに1cmほどのひび割れが出来るまで水を切っていきます。ただし、乾きすぎると枯れてしまうので、土が黒く湿っている程度にはしておきます。

ヘリコプターで防除

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7月下旬に農協の人がヘリコプターを使って害虫などの予防作業をします。

ヘリコプターといっても3メートルぐらいの無線操縦のものです。もちろん薬剤と作業のための費用が掛かります。

1反で3,800円ですが、これが人力となると夏の暑い日差しの中で作業をしなければならないので大変です。

防除の対象となる病害虫は、カメムシ・ウンカ・いもち病・紋枯病などです。

使用する農薬は農薬取締法に従った場合に安全が確認されているものです。

我が家の田んぼの近くには民家もあるので、事前に農薬散布をする旨を記したプリントを配布して協力の依頼をしています。

短時間で終了するのですが、近くでは農薬独特のにおいがするので、洗濯ものや自家用車への付着などに気を付けてもらっているのです。

おそらく今後はこうした作業をドローンですることになると思います。早く見てみたい気もします。

出穂(しゅっすい)と開花

穂が出てくることを出穂といいます。

穂が全部いっぺんに出るわけではありません。出穂している期間を中心に灌水して稲穂の成長を促します。出穂すると小さな花が咲き、登熟していくことになります。

その後は水を切って稲刈りに備えます。

今年の作柄

今年は梅雨の時期が長く雨が多かったせいか、水をたっぷりと吸って例年以上に成長しているのではないかと思います。

ただ、成長して背丈が高くなると台風などの風によって倒れてしまう可能性が高くなります。何とか倒れないように台風が来ないように祈るばかりです。

農業はお天気次第とはよく言ったもので、雨が多いと多すぎて心配ですし、少なすぎても心配です。

取り越し苦労で終わって欲しいものです。