定年後の生活ブログ

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鳴門にある安産祈願の2番札所「極楽寺」

 

縁起

四国八十八か所第2番札所極楽寺は、行基の開創とされています。

815年弘法大師がこの地に来た時、阿弥陀経を唱えると阿弥陀如来から霊言を賜り阿弥陀仏を刻んで本尊としました。

極楽寺は三方を山で囲まれて閑静で霊気に包まれた土地です。古くから開かれた土地であり、裏山からは弥生土器がたくさん出土しています。

境内

仁王門

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1973(昭和48年)に建て直されたもので、鮮やかな朱色に彩られ、江戸時代に作られた阿吽の仁王様が左右に鎮座している立派な門です。

 

本堂

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遥かに見上げる階段を上った所にあります。

本尊は本堂の阿弥陀如来像です。1852年、長曾我部元親軍の兵火に焼失し、1659年に徳島藩主蜂須賀家によって再建されています。本尊は秘仏であり、国により重要文化財に指定されています。

 

大師堂

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縁起によると、難産に悩む女性が弘法大師の加護によって無事に出産したとされます。

そのお礼にと大師像を寄進したのが大師堂の本尊です。以来、安産祈願のお寺として多大な信仰を集めてきました。

 

安産修行大師像

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安産修行大師像は、明治の頃に難産に悩む婦人が無事に出産できたことに感謝をして奉納されたものです。

 

薬師堂

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極楽寺は阿波北嶺薬師霊場第11番です。

薬師信仰の高揚をはかり、難病や災害を除いて守護して頂くために1989(平成元)年に開創されました。

江戸末期に堂が建立され、本尊の薬師如来像は室町時代ごろのものです。

 

観音堂

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極楽寺は阿波西国観音霊場21番です。

観世音菩薩を信仰していた普門軒通居士に熊野権現が霊言をもって西国33か所を定めることを示し、真言阿闍梨栄義上人と共に定めました。

観音堂は江戸時代中期のものとされ、 ご本尊は千手観音さまとなっています。

長命杉

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弘法大師が末永く当寺を守護するように祈願した、お手植えの杉とされています。

樹高30m周囲6m樹齢1100年を超える杉の木に触れると、その生命力によって長命を保ち天寿を全うできるとされた。

鳴門市天然記念物に指定されています。

子授招福大師像

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子授や福を招いてくださるというご利益のあるお大師さまです。

お子様を抱いておられる珍しい大師像となっています。

2003(平成15)年に造立されました。

 アクセス

 

おわりに

極楽寺では子授け地蔵に子授けを祈り、安産修行大師に安産を祈り、長命杉に無病息災で長生きを祈り、本堂にて極楽往生を阿弥陀様に祈ります。

人々の暮らしや願いに寄り添っているからこそ多くの信仰を集めているお寺だと思いました。