はじめに
瀬戸大橋のすぐ下には、広大な敷地の瀬戸大橋記念公園が広がっています。
瀬戸大橋完成を記念して1988(昭和63)年に開催された瀬戸大橋架橋記念博覧会(瀬戸大橋博)の会場跡地を整備した10,2haの海浜公園です。
公園内には、水の回廊や芝生広場、浜栗林などの憩いのスペース、瀬戸大橋記念館など瀬戸大橋を紹介する施設があります。
瀬戸大橋を間近かに一望できるビューポイントでもあります。
アクセス
記念公園案内図
瀬戸大橋をかたどったメインプロムナード
公園の正面入り口を入ると、幅25m長さ260mの広々としたメインプロムナード(水の回廊)が訪れた人々を迎えてくれます。
両側にはワシントン椰子の木が何本も植えられているこの水の回廊は、敷石で塩飽諸島の海と島々が表現されています。
瀬戸大橋噴水
メインプロムナードにある170mもの長さの噴水で瀬戸大橋のつり橋や斜張橋が表現されています。
噴水「天の泉」
メインプロムナードの終点には勢いよく水をふき上げる幅10メートル,高さ8メートルの噴水「天の泉」が設置されています。
子供広場
正面入り口を入ってすぐ左側には子供広場があります。
ベンチに止まっているフクロウに迎え入れられ、巨大な遊具で思い切り遊ぶことが出来ます。
フクロウベンチ
浜栗林
「浜栗林」は池泉、滝、岩山などをたくみに配して作庭されており、高松市にある栗林公園をイメージして造られました。
「浜栗林」の一帯には「甲之池」を中心にして高さ15m直径60mの巨大な石組彫刻「鬼屏風」や幅50m落差3mの「くぐり滝」などがあります。
「甲之池」に配された飛石を渡って「くぐり滝」にあるトンネルをくぐり抜けると石組のモニュメント「どだま獅子」へと続きます。
この道すじは「浜栗林」ならではの個性的な散策路となっています。
「鬼屏風」
「くぐり滝」
どだま獅子
「どだま」というのは讃岐の方言で頭のことです。世界的な彫刻家である流政之さんが制作しています。
瀬戸大橋の守り神となることを願って、橋脚となった島々や瀬戸内海周辺の石を集めて作られました。
ごつごつとした迫力ある獅子の頭が表現されています。
マリンドーム
瀬戸内海に面している「マリンドーム」は高さ15m直径50mの国内最大級の木製ドームです。
ドームからは,多島美の瀬戸内海と瀬戸大橋を一望する絶景を満喫することができ、絶好の写真スポットとして知られています。
無料の休憩場所としても使用できます。
2006(平成18)年には映画「Udon」のロケが行われました。
機械展示場
架橋工事で実際に使われていた巨大な機械が展示されています。
瀬戸大橋をバックにして、迫力満点の機械ばかりでした。
おわりに
とても広い公園で思い切り子供たちは走り回って遊ぶことが出来ます。
お弁当を持ってのお出かけには、うってつけの場所です。
時折、瀬戸大橋を通る列車のゴ~~~という迫力ある音と通過する列車を見るのも楽しみです。
お天気が良ければ瀬戸内海や瀬戸大橋の景色を堪能することも出来ますよ。
追記:「瀬戸大橋記念館」
瀬戸大橋記念公園には「瀬戸大橋記念館」があります。
詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓