はじめに
道後温泉本館から少し上った高台に、おしゃれなカフェや結婚式場のある「山の手ガーデンプレイス」があり、その一角に「道後 ぎやまんガラス館」があります。
道後 ぎやまんガラス館
庭園
駐車場から、水と緑に囲まれた庭園を横目に見ながら美術館の入り口に至ります。
おしゃれな庭園には、白鷺のオブジェやワインボトルの滝など、ガラスと水を使ったオブジェが飾られており、写真映えする素敵な場所です。
夜にはライトアップされ、幻想的な空間が出現するそうです。
ガラス館入口
入口の受付から階下に降りると、モダンな雰囲気の造りとなっているガラス美術館です。
館内展示
道後温泉本館の象徴である振鷺閣(しんろかく)の赤い板ガラスをはじめ、江戸時代のぎやまん・びいどろや明治・大正時代のガラス作品が約300点ほど展示されています。
ガラスの虫かご
ランプ
青色盃洗
振鷺閣(しんろかく)の赤いぎやまん
明治27年、当時の道後湯之町町長伊佐庭如矢(いさにわゆきや)が道後の名物として三層楼閣の「道後温泉本館」を建設しました。
その三層楼に、当時としては珍しいぎやまんガラスを取り入れたことで、入浴客たちは驚き、評判になったそうです。
夜になると、塔屋(とうや)となる振鷺閣(しんろかく)の赤いぎやまんが豪華絢爛に輝いています。
百年以上の歳月が流れた今でも、振鷺閣の赤いぎやまんの明かりが輝いています。
おわりに
マイナーな美術館ではありますが、道後とガラスの歴史的関係やガラス工芸品の歴史を学ぶことのできる場所です。
きらびやかなで美しいガラス工芸品がたくさん展示されていますし、また、おしゃれな庭園やカフェがあるので、カップルのデートコースとしても、とてもいい所だと思いました。
追記:売店でも、おしゃれなガラス製品が売られています。