はじめに
徳島の道の駅「公方の郷なかがわ」で「徳島ラーメン」を買ってきました。
「徳島ラーメン」という呼び名は「新横浜ラーメン博物館」が命名したようです。
日本ハムと徳島ラーメン
日本ハム株式会社は大社義規(おおこそ よしのり)が戦前に徳島食肉加工場を創業したのが始まりです。
徳島食肉加工場は一時、戦災によって焼失しますが戦後に事業を再開し、1951(昭和26)年には徳島ハム株式会社として組織変更されました。
1963(昭和38)年、大阪の鳥清ハム株式会社と合併して日本ハム株式会社となっています。
「徳島ラーメン」のスープは豚骨ベースが特徴のようですが、徳島で豚骨スープが普及したのは、徳島ハム株式会社が存在したことにより安価に豚骨が入手できたからだといわれています。
徳島ラーメン
今回、食べるのは「株式会社八百秀」(徳島市金沢1丁目3番3号)が「昔ながらの徳島の中華そばをイメージ」して製造販売している徳島ラーメンです。
麺はしっかりとしたコシのある細口の乾麺です。ソーメンのように麺の真ん中を薄い紙で束ねています。麺の重量は1束が75gで2束入っています。
濃縮スープは、丸二株式会社(広島県広島市中区光南6丁目2-44)が製造した「豚骨しょうゆ味」です。
豚骨ベースに醤油ダレ、鶏ガラや煮干しの旨みを加えたコクのある甘辛で濃厚な味わい深いスープということでした。
トッピング準備
ゆで卵、もやし、ネギ、買ってきたチャーシューを準備しておきます。
つるくびカボチャの素揚げ
珍しいカボチャをもらったので、ラーメンのトッピングに使います。
必要な量に切って、皮を剝きます。薄くスライスして簡単に素揚げしました。
薄くこげ茶色になったら油から出してペーパーにのせておきます。
調理
沸騰した、たっぷりのお湯に乾麺を入れて約2分間ぐらい、お好みでゆでます。
濃縮スープをどんぶりに入れて、約250ccのお湯を注いで、スープを作っておきます。
ゆで上がった麺をよく湯切りしてどんぶりにうつし、軽くほぐした後にトッピングを盛り付けていきます。
もやしを真ん中にして、周りにつるくびカボチャの素揚げ、ゆで卵、チャーシュー、ネギを置いて出来上がりです。
おわりに
コシがあって、のど越しも良い乾麺でした。
スープも袋に書いてある通りで、コクがあって濃厚なのにあっさりとした深い味わいのあるスープでした。
少し工夫をして珍しいかぼちゃの素揚げをトッピングしたのですが、スープによく合っていました。
これから寒い時期になり、ラーメンの恋しい時期になってきますが、そんな時期にピッタリの一品だと思いました。
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