はじめに
冬になると焚き火が恋しくなります。
枯れ木や枯れ草を燃やしてさっぱりと片付けができるし、何より直接、火を見ると落ち着きます。
子供の頃は五右衛門ぶろだったので、薪で風呂を焚いていました。
薪も木を切って、斧で割ってという作業も子供ながらの手伝いでした。
昔懐かしい、諸々のことを思い出しながら焚き火をしています。
畑での焚き火
2月末に畑の枯草や剪定した枝を、盛大に燃やしました。
例年、ブドウの剪定をした枝だけでなく、畑の枯れ枝・枯草を燃やしています。
結構な量があったので、焚き火というよりは、野焼のようなものかもしれません。
風があると危ないので、風のない時間帯の8:00ごろから燃やしました。
この日は、お天気も良く風もなく、絶好の焚き火日和でした。
山積みした枯れ枝がよく燃えます。
焚き火をしながらのミカンは格別です。
あれだけあった枯れ枝・枯草も、燃やしてしまうと少しの灰だけになってしまいました。
ブドウの剪定
9月に収穫を終えてから、お礼の肥料まきや堆肥を敷き詰める作業をしてきました。
11月の終わりごろになり、葉っぱも落ちてしまってから枝の剪定をします。
古い枝や成長を妨げる枝を切り落として、ブドウの木を最良の状態にしておくためです。
2度に渡って剪定をするのですが、今回は4芽ぐらいの所を切って取り除きます。
ブドウの枯れ枝で焚き火
剪定をして取り除いた枝を燃やしてしまいます。
枯れたブドウの葉っぱも、畑に残しておくと病気の原因になるかもしれないので、集めて燃やしてしまいます。
他にも燃やさないといけない枯れ木や枯れ草がたくさんあるので、一緒に燃やします。
風のない天気の良い日でないと燃やすことができないので待っていたのですが、やっと条件に適する日が来ました。
近所迷惑とならないように、田んぼの真ん中で燃やします。
焚き付けを燃やして、その上にブドウの枯れ枝や枯れ草を載せていきます。
勢いよく燃えあがりましたが、ブドウの枝は乾燥が十分ではなかったようですぐには燃えません。
いっぱい他の枯れ枝や枯れ草を加えて燃やしていきます。
焚火の火を見ていると、煙たいのですが、不思議となぜだか気持ちが落ち着きます。
焼き芋
焚き火といえば、焼き芋なのでやってみることにしました。
燃やした後の種火も十分に残っているようなので、いい具合です。
丁度、秋に収穫していたサツマイモが納屋にあったので、それを使うことになりました。
焼き芋の手順
①イモを洗う
②水につけた新聞紙でイモを包む。
③アルミホイルでさらに包む。
④焚き火の後の種火の中に埋めておく。
⑤30分ぐらいしてから、火箸で掘り出す。
⑥包んでいるアルミホイルと新聞を取り除く。
どうなっているか、ドキドキしながら開けてみるとホクホクの焼き芋が出来上がっていました。
なぜか分かりませんが、焼き芋は本当に美味しいものです。
おわりに
冬になると、時々、焚き火をします。
枯れ木や枯れ草、いらなくなった木などを燃やします。
かつては亡き父とも、よく燃やしたものです。
煙に巻かれて煙たいし、服にも煙の臭いが沁み込んだりするのですが、なぜか焚き火は楽しいのです。
最近は、ソロキャンプといったもので焚き火が流行っているようですが、焚き火を見ていると心が落ち着くからなのでしょう。
焚き火をするときには、焼き芋をしたり、ミカンを食べたりと楽しい一時を過ごすことができます。
田舎ならではの体験です。