今年は『花のイベント「恋する庭園」』が松山城二の丸庭園であります。
松山市の中心にある城山のふもとに、松山城二の丸史跡庭園があります。
かつての松山藩主の生活の場として、豪壮な建物が建っていたところを、発掘調査して整備・保存されたものです。
都市の喧騒の中ではありますが、静かにたたずむ市民の憩いの場所として美しく整備されていました。
2023(令和5)年:花のイベント「恋する庭園」
今年も4月29日(土)~5月7日(日)まで、花のイベントが行われます。
流水園には色とりどりのお花が飾られるようです。
詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
2022(令和4)年:開園30周年記念の花飾りイベント
開園30周年を記念して、2022(令和4)年のゴールデンウィーク期間を中心としてお花で園内が飾られました。
二之丸多聞「花のアーチ」
お出迎え「花のグラスボール」
流水園「花手水」
大井戸横「花ベンチ」
松山城二の丸
松山城は江戸時代初めに、二の丸を含む城郭全体が完成したと言われています。
二の丸は城山の上にある本丸を防衛するための施設なので、藩主の生活の場としてだけでなく、堀や石垣・塀といった強固な防御施設として建築されています。
明治時代になると、一時、藩庁・県庁として使用されましたが、1872(明治5)年に焼失してしまいました。
庭園外側の石垣
庭園を囲っている塀の鉄砲狭間
二の丸史跡庭園
1992(平成4)年、二の丸城跡が史跡庭園として整備されて開園しました。
広大な二之丸邸の遺構を基に、「表御殿跡柑橘・草花園」や「奥御殿跡流水園」が再現されています。
庭園入口
「奥御殿跡流水園」
建物の間取りに基づいて水が流れる仕組みになっています。
「表御殿跡柑橘・草花園」
「みかん王国」である愛媛県の、様々な柑橘や草花を植えています。
林泉庭
露岩を背景として、水の流れと多くの岩を組み合わせた趣ある庭園です。
勝山亭
茶会や句会などの催しに利用できる古風な建物です。
高台にある勝山亭からは、二の丸庭園が一望できます。
大井戸
東西18m、南北13m、深さ9mの巨大な大井戸で、防火用水として作られたようです。
恋人の聖地「二の丸庭園」
2013(平成25)年に「恋人の聖地」として認定されています。
日露戦争の時のロシア人捕虜と日本人看護師のロマンスあふれる金貨が出土したことや結婚式前の前撮りの場所として人気があることが評価されたようです。
ここから見上げる山上のお城も素敵です。
多聞櫓の展示室にも「恋人の聖地」のモニュメントがありました。
四国にある「恋人の聖地」
四国にある「恋人の聖地」について、詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓
おわりに
奇麗に整備された二の丸庭園で、カップルで写真を撮るととっても良い思い出になることでしょう。
写真うつりの良いスポットですし、街中にも近く、デートスポットとしてもいい所です。
ここで多くのカップルが幸せな時間を過ごしてほしいと思いました。
追記:松山城
松山城について、詳しくはことらをご覧ください。↓↓↓
花のグラスボール