はじめに
ジオパークとは、地球や大地を意味するジオ(Geo)と公園を意味するパーク(Park)を組み合わせたものです。
地質だけでなく地域の歴史や文化、自然との関連を再確認することで地域の発展に寄与することをねらいにしています。
室戸は、2011(平成23)年、日本に10地域ある「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されました。
室戸世界ジオパークセンター
室戸のジオパークを紹介する施設が、室戸世界ジオパークセンターです。
室戸世界ジオパークセンターとは
「室戸世界ジオパークセンター」では、室戸の大地の成り立ちや文化・歴史を紹介しています。
訪れた人に室戸の観光情報を紹介したり、ジオパークを紹介し、ジオツアーや体験プログラムを提供する観光拠点でもあります。
室戸沖の海底地図
大地の成り立ち展示
室戸の大地がどのようにしてできたのかを紹介するコーナーです。
大地と人の共生展示
室戸の人々が自然と共に、どう暮らしているかを紹介するコーナーです。
人のいとなみ展示
室戸の歴史や文化を紹介するコーナーです。
室戸の東海岸
室戸の東側海岸は、ごつごつとした岩場が連続しています。
遊歩道が整備されている所もあり、歩いているとリアルに大地と海の荒々しさを感じることができます。
「ビシャゴ岩」
約1400万年前、マグマが地層に貫入して固まったとされる岩です。
ダイナミックな大地の変動を目の当たりにすることができる岩です。
おわりに
太平洋に突き出ている室戸はダイナミックな大地の動きによって形成された独特の形態のようです。
地震・台風といった厳しい環境の中でも、人々はたくましく生きてきました。
ここで育まれた文化をあまねく学ぶことができるセンターでした。