はじめに
愛媛大学ミュージアムは、その名の通り愛媛大学のキャンパス内にある博物館です。
大学のHPによると、次のような趣旨で設置されているようです。
『愛媛大学は、地域から信頼され、その期待に応えられる「地域とともに輝く大学」をめざしています。このなかでは、地域と大学の幅広くいきいきとした双方向の関係が求められています。愛媛大学ミュージアムは、そのためのコミュニケーションの拠点の一つです。』
地域を大切にし、地域に開かれた大学を目指すことを旨として開館されているようで、無料で気楽に訪問することができるミュージアムでした。
愛媛大学正面入り口
キャンパス内ミュージアム
屋内展示
「進化する宇宙と地球」コーナー
リュウグウが持ち帰ったサンプル模型
はやぶさ2が持ち帰った、小惑星リュウグウの岩石模型が展示されていました。
左は10倍に拡大したもので、右が実物大です。
これで宇宙のいろんなことが解明されるのでしょうね。
地球を形作る岩石の標本
「愛媛の歴史と文化」コーナー
松山といえば俳句
四国なのでお遍路さんの展示
「生命の多様性」コーナー
アザラシのはく製
120万点に及ぶコレクションを有する昆虫標本収蔵展示室
「人間の営み」コーナー
愛媛大学キャンパスに埋もれていた弥生時代の集落遺跡
館外展示
ニュートンにちなんだリンゴの木
ニュートンはリンゴの実が落ちたことから、万有引力の法則を発見したといわれています。
大発見の契機となったリンゴの木は、接ぎ木されて後世に伝えられました。
そうした由来のある、ニュートンにちなんだリンゴの木です。
南極の岩石
1974(昭和49)年に南極で採集された岩石です。
おわりに
キャンパス内にある博物館なので、少々、敷居が高いかとも思ったのですが、子ども連れの家族が熱心に見学しており、まさに誰にでも開かれたミュージアムでした。
訪問したのが土曜日で、学生もまばらだったので、静かな雰囲気の中で、大学時代のことも思い浮かべながら散策することができました。
柄にもなく、ちょっとアカデミックな雰囲気に浸ることができました。
他の大学でも、こうした一般に開かれた資料館があれば、行ってみたいと思います。