はじめに
南国市後免町の開発が進んでいる地域に、急に近未来的な建物が出現します。
この地にあるのが、ものづくりの拠点として南国市が建設した「海洋堂スペースファクトリーなんこく」です。
建物の中には、海洋堂のフィギア工場である「なんこくファクトリー」があり、施設全体の運営を海洋堂に委託されています。
「海洋堂スペースファクトリーなんこく」
1Fエントランスホール・展示コーナー・ものづくりファクトリー
生命の塔
入口を入ってすぐのエントランスには、大型フィギュアモニュメントがあります。作者は生物造形の世界では知らない人がいないほどの知名度がある松村しのぶ氏の手による作品だそうです。
恐竜をはじめとして、様々な水陸の動物が重なりあって形作られており大迫力です。
この他にも1Fには、目を引き付けるフィギアがたくさん展示されていました。
ウルトラマンティガ(等身大)
機動歩兵(等身大)
十代目:松本幸四郎(等身大)
シンゴジラのレプリカ
展示コーナーの見学通路
見学通路には、たくさんのソフビが展示されています。
ソフビが出来るまでの解説
ゴジラのジオラマ模型
2Fへ行く階段の看板、垂れ幕
「これがマニアのパッションだ」 「あそびの中に創造力がある」
2Fものづくり展示室・ミュージアムショップ・体験工房
ショップにはカプセルトイがならんでいます。
昭和20~30年代の地元、後免町の様子を表した模型もあります。 やなせたかしさんも紹介されています。
高知県と海洋堂
海洋堂の創業者である宮脇修氏が高知県出身であることから、高知県には海洋堂関係の施設として「海洋堂スペースファクトリーなんこく」の他に、四万十町に「海洋堂ホビー館四万十」「海洋堂かっぱ館」があります。
受け付けの横に「北斗の拳」胸像
海洋堂とは
1964(昭和39)年、大阪府守口市に一坪半の模型店「海洋堂」を宮脇修氏が開業しました。
1984(昭和59)年には東京に直営販売店「海洋堂ギャラリー」を開設し、自社開発によるオリジナルフィギュアメーカーとなります。
1999(平成11)年、海洋堂の「日本の動物コレクション」をおまけとした「チョコエッグ」が爆発的にヒットして海洋堂の存在が広く知れ渡ることになりました。
海洋堂は、クリエイターが企画やコンセプトを直接担当する独自のスタンスで作品を生み出しており、海洋堂が製作するフィギアは精巧で精密な立体造形物として世界からも注目されています。
1F通路の展示
おわりに
見事に創作されたフィギアが目の前に数々展示されており、どのキャラクター作品もリアルに精巧に再現されていて思わず見入ってしまいました。
夏休みでもあったので親子連れもたくさん来館されており、子どもたちだけでなく親御さんも、楽しく思い出深い一時を過ごせていたのではないでしょうか。
四万十町にも海洋堂のミュージアムがあります。
詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓