はじめに
高知県香美市香北町はアンパンマンの生みの親であるやなせたかしさんの故郷です。
ここに1996(平成5)年、アンパンマンミュージアムが設立されました。
20数年ぶりにアンパンマンミュージアムへ行きました。
子供が小さい頃にも来ていたのですが、今回、久々にやって来ました。
昔と変わらず、小さなお子様連れの若夫婦がたくさんやって来ています。
何といっても子供はアンパンマンが大好きですよね。
玄関前
たたかうアンパンマン像が立っています。
開館15年を記念して建てられた高さ3mもある銅像です。
ジャイアントだだんだんは建物の隣にあります。
ばいきんまんが開発した高さ7mもある巨大なロボットです。
ミュージアムに入る前からアンパンマンワールドが全開です。
子供たちが食い入るように見ていましたし、親御さんも撮影で忙しくしていました。
ミュージアムの中
中に入るとすごく広い吹き抜けのエントランスになっています。
エントランスはイタリアの中世都市シエナのカンポ広場をモデルにしているそうです。
正面には大階段があり、ここを上がって振り返って見ると、空中に巨大なアンパンマンが飛んでいて、隣にはアンパンマンのバルーンが浮かんでいます。
そしてその向こうを見ると香北地方の緑の山並みが見渡せます。
館の裏庭には「野菜村にはいるおむすびさん」をモチーフにした野外ジオラマがありました。
地下へ
アンパンマンたちが暮らしている街並みがミニチュアで再現されています。
子供たちはここでも食い入るように眺めていました。
4階へ
エレベーターで4階に上がると、そこはやなせたかし作品のギャラリーです。
ここでしか見れない貴重な絵本原画も展示されているようです。
一つ階を降りたところに名誉館長室があります。
こじんまりとした部屋にはたくさんの本や感謝状などが展示されていました。
ガラスの収蔵庫にはこれまで販売されてきたキャラクターグッズが展示されていました。
芝生広場
芝生広場は広くて子供たちが走り回ることが出来ます。
その一角にアンパンマンの遊具が整えられていて、子供たちが元気に遊んでいました。
やなせたかし記念公園
「やなせうさぎ」がアンパンマンワールドのキャラクターに囲まれて立っています。
「やなせうさぎ」はやなせたかしさん本人を戯画化したキャラクター。
なぜウサギなのか?
「うさぎはすぐ逃げるから」ということだそうです。
おわりに
アンパンマンは子供たちにとってのやさしいヒーローであり、友達です。
子供たちのためのアンパンマンワールドを見事に再現している施設であり、ここを訪れた子供たちはいつまでも思い出の中に記憶することでしょう。
その様な素晴らしい施設をやなせたかしさんは故郷に残してくれています。
ここを訪れた子供たちはアンパンマンミュージアムだけでなく、すばらしい香北町の山並みや景色を一緒に記憶に残すと思います。
やなせさんの限りない故郷への思いを感じることのできるミュージアムでした。
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