はじめに
善通寺市には戦前からの古い歴史のある「(株)いわま黒板製作所」という西日本有数の黒板メーカーがあります。
黒板にゆかりのあることから、善通寺市では黒板を使ったアートを活かしてまちづくりができないかと考え、2019(令和元)年から「まちなか黒板アート事業」に取り組んできました。
善通寺駅前の看板作品
レトロなJR善通寺駅を出たところに、黒板アート作品があります。
駅前「秋の市民集いの丘公園」
駅前「何がみえる?」
駅前「我らは仏の子どもなり」
香川県立善通寺第一高等学校デザイン科
地元にある香川県立善通寺第一高等学校のデザイン科は、『善通寺市を舞台にした黒板アートアニメーション』を製作し、黒板アートで地域を盛り上げるための貢献をしています。制作された作品はこちらです。
学校案内 | 香川県立善通寺第一高等学校 (kagawa-edu.jp)
2020(令和2)年の『全国黒板アート甲子園』では善通寺第一高校が優秀賞を受賞しています。
まちなか黒板アート
黒板をキャンパスにして「善通寺市」をテーマにした芸術家によるアート作品が、市内各地に展示されています。
油絵具やアクリル絵具などで作品が描かれ、善通寺市の特徴を捉えたすばらしい作品を気軽に干渉することができました。
善通寺市役所「春宵」(左)と「善通寺へおいでまい」(右)
善通寺市観光交流センター「むぎゅ~ちゃんの冒険」
市民会館前の広場「追福」
まんでがんおしゃべり広場
市民が気軽に立ち寄れる集いの場所として建てられ、観光案内所、レンタサイクル、産直のある「おしゃべり広場」です。
イベント会場としても利用されており、地元市民や観光客の交流の場ともなっています。
善通寺の情報発信地ということで、いくつもの黒板アートが展示されていました。
おわりに
近年、テレビでも黒板アートが取り上げられ注目が集まっています。
老舗の黒板メーカーがある善通寺市ならではの街おこし事業として、行政だけでなく企業や学校を巻き込んだ広がりがあり、特色のある活動として末永く取り組んでほしいと思いました。
追記:讃岐もち麦ダイシモチ
ダイシモチは善通寺市にある四国農業試験場で育成されたもち麦(大麦の一種)で、
健康に良く、食物繊維や栄養素の豊富な機能性表示食品としても注目されています。
「讃岐もち麦ダイシモチ」の公式キャラクターは妖精むぎゅーちゃんです。
頭の上には讃岐もち麦ダイシモチの穂がついていて、しゃべると語尾に「むぎゅ」がつくことから名づけられました。
詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓