はじめに
松山市には椿が有名な「椿神社」があります。
年が明け、厳しい冬の寒さが峠を越したころに、可憐な椿の花を神社で見ることができます。
また椿の花が咲く頃には椿祭りが催され、たくさんの参拝者で賑わいます。
境内
案内図
楼門
拝殿へ
回廊
縁起物の納所
冨久を招く縁起物として、たくさんの「冨久椿」が納められています。
椿まつり期間中だけの特別な縁起物の「大繁昌守り」も収められていました。
椿神社とは
御祭神は伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)伊豫豆比売命(いよずひめのみこと)伊与主命(いよぬしのみこと)愛比売命(えひめのみこと)です。
社伝では二千有余年の歴史を有するとあります。
かつて神社の周辺は一面の海原であったようで、津(海の意)の脇の神社で「つわき神社」といわれていたのが「つばき神社」と訛ったという説があります。
また神社には椿が自生していることから「椿の神社」つまり「椿神社」と呼ばれるようになったともいわれています。
明治になって、伊予の国は愛媛県となりました。
県名策定に際しての由来は、椿神社の御祭神の一柱、愛比売命からとされています。
拝殿前から見た境内
拝殿下にある勝軍八幡神社(左)と児守神社(右)
御倉神社
椿祭り
椿祭りは「伊予路に春を呼ぶまつり」といわれ、約800店もの露店が立ち並び、約50万人の参詣者で賑わいます。
椿まつりは初日の午前0時から始まり、最終日の24時まで72時間、3日間にわたり昼夜を徹して行われます。
拝殿正面
おわりに
参拝したのが、7月末だったので椿の花の時期ではありませんでした。今一度、花の時期に訪れて、素敵な花を愛でてみたいと思います。