はじめに
お正月に部屋の片づけをしていると、15年前にタイへ行った時の旅行記が出て来ました。
懐かしくて読み返すとその当時のことが思い出されてきます。
タイ式マッサージをしたり、民族衣装を着て写真を撮ったり、象に乗ったり。ニューハーフショーも見ました。
15年も前のことですが、旅行記をまとめていたので以下にのせます。
バンコク旅行記
年末に、友達5人でタイのバンコクを訪問する機会を得ました。
日本から飛行機で5時間30分、時差は日本の2時間遅れです。
気候は年中夏ですが、雨季と乾季があります。
今は日中30度を超える気温で乾季です。
一番よい季節で、雨は降らないと聞いていましたが3か月ぶりの雨にも遭いました。
バンコクは人口600万人の都市で、日本の車がいっぱい走り日本の企業の進出もめざましく、東京とあまり変わらない感じがしました。
珍しいのは、バイクタクシー(バイクの後ろに客を乗せる)とトゥクトックという3輪タクシーです。
二輪車が大変多く、バイクタクシーとともに、右も左も関係なく車の間を縫うようにして走っています。
荷台にたくさんの人を乗せて走っている車もありました。
車は高級品でなかなか買うことができないようです。
市外に行くと、川沿いで たらいを使って洗濯をしている光景に出会いました。
日本では洗濯機で洗うのが当たり前になってきていますが、タイではまだまだ電気製品は高くて手に入りにくいようです。
ガイドさんも洗濯機は持っていないと聞き、日本の生活水準の高さを感じました。
タイは国民の95%が仏教徒で男性は一生に一度は出家しないと一人前とはみなされないそうです。
修行中は僧衣に裸足が基本スタイルで、毎日托鉢にでて食事をもらい読経の日々です。
一般の人も、普段時間があるときには寺院へお参りに行くそうです。
タイには立派な寺院もたくさんあります。
世界遺産になっているアユタヤ遺跡を訪れました。
14,15世紀に作られた赤レンガや粘土を積み上げたいくつもの仏塔、数多くの建物の土台や柱跡が残っています。
仏塔はとても高く72mもあるものもありました。
レンガを1枚1枚正確に積み重ねるためにどんな技術を使ったのでしょうか。
現在の国王はラマ9世ですが、ラマ1世の時代に王朝を守護するエメラルド寺院を建てています。
エメラルド寺院は、金ぴかの上に色ガラスのモザイクを使用し、とても派手でお金をかけている感じがします。
他の寺院もよく似ていて派手です。
46mもある黄金の寝ている仏像もありました。
日本と違う文化や習慣の一端に触れることができ、とても興味がわきました。
普段意識していないけれども、日本の豊かさも感じました。
産業技術、経済の発展に感謝するとともに、日本の文化や「もったいない」の気持ちを、もっと大切にしなければいけないと感じた旅でした。
おわりに
去年タイでは、大学生ら若者による反政府集会やデモ行進が行われているのがニュースになっていました。
もう落ち着いているのでしょうか。
私が訪れた頃とは違って、タイ国もかなり経済発展をしていることでしょう。
コロナが落ち着き、早く旅行の再開ができるようになるといいですね。