定年後の生活ブログ

定年後に行政書士となり、四国のことを発信しています

姉の旅「種子島・屋久島」

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はじめに

6月下旬、鹿児島の屋久島や種子島・指宿に旅行してきました。

岡山から新幹線「みずほ」に乗ると、約3時間で鹿児島中央駅に着きます。

4列シートでゆったりと過ごすことができ、思ったより近いと感じました。

これまで四国から大阪方面に行くことはあっても、反対方面はあまり行くことがありませんでした。

九州新幹線は初乗車です。

指宿(いぶすき)から種子島へ

鹿児島指宿のホテルで一泊し、「砂蒸し温泉」体験をしました。

浴衣に着替え、砂風呂に向かいます。

タオルを枕にして横になると、係の人が砂をかけてくれます。

砂が重くて暑くてすぐに飛び出しそうになりますが、15分ぐらい我慢していると、暑さにも慣れてきて我慢できるようになります。

砂風呂から出た後、シャワーを浴びると、とてもすっきりして気持ちがよくなりました。

翌日、種子島に渡りました。高速艇に乗ると2時間20分ほどで着きます。

種子島総合開発センター「鉄砲館」

島の歴史や文化、自然が展示されている種子島総合開発センター「鉄砲館」を見学しました。

何といっても1543年にポルトガルから伝わった鉄砲は有名です。

島主の種子島時堯(ときたか)が、鍛冶師八板金兵衛清定に国産の鉄砲を作らせようするのですが、ねじが日本にはありませんでした。

苦悩する父のため娘の若狭はねじの秘密と引き換えにポルトガル人に嫁いだという話が残っているそうです。

バスのガイドさんにも聞いたし、解説が展示されている有名な話しです。

異国に一人嫁ぐ若狭の心情は何と心細かったことでしょうか。

ヤクタネゴヨウ  

ヤクタネゴヨウは、屋久島と種子島にのみ自生する日本固有の五葉松です。

成長が早く丸木舟の材料として大切にしていたそうです。

トビウオ漁

種子島・屋久島沿岸では古くからトビウオ漁が行われていました。

種子島宇宙センター

種子島の南部には種子島宇宙センターがあります。

総面積は970万平方メートル「大型ロケット発射場」「衛星組立棟」「衛星フェアリング組立棟」などがあるそうです。

テレビでしか見たことがありませんでしたが、実際に見ると迫力があり、これから注目していきたいなと思いました。

前回の打ち上げは失敗してしまいましたが、次回は成功して欲しいものです。

宇宙科学技術館

宇宙科学技術館では、ロケットの実物部品を展示しています。

館の外には実物サイズのロケットが展示されています。こんな大きなものが宇宙に飛んでいくなんてロマンがありますね。

千座(ちくら)の岩屋

種子島の東海岸には、太平洋の荒波に浸食されてできた奇岩が広がる浜があります。

ここにある「千座の岩屋」は、千人が座れるといわれている海蝕洞窟で、干潮時にのみ入ることができます。

自然が作り上げた岩の美しさに見とれてしまいました。

屋久島

ヤクスギランド

ヤクスギランドは手軽に屋久杉を鑑賞することができる森です。

いくつかのコースがありますが、歩道が整備されている1,2km50分コースを散策しました。

一部が切られて放置されている屋久杉がありましたが、木の目がまっすぐでないために使えなかったそうです。

1635年から、屋久杉の本格的伐採が始まりました。

島民は深い山に入り、何日間もかかって巨木を倒し、長さ60cmぐらい、巾10cmぐらいの薄板である平木(屋根をふく材料)に加工して背負って下ろしたと言われているそうです。

白谷雲水峡

白谷雲水峡は屋久杉などの原生林を容易に鑑賞でき、気軽にハイキングなどで訪れることができる所です。

苔むす景色が神秘的で素敵です。

サツキの花も咲いていました。

何年か前にも行ったことがあり、前回はガイドさんに案内されて、もっと奥深い「苔むす森」まで行ったように思います。何度でも行きたい場所です。

野生動物

バスの車窓から猿や鹿にも会うことができました。ガイドさんが、屋久島は人口1万、猿2万鹿2万と話していました。

道路わきに猿が出てきていて毛づくろいをしている光景を見ると、本当にたくさんいると思いました。

おわりに

今回の旅行は雨天を覚悟していましたが、曇り空が多く、雨具がいらなかったのでラッキーでした。

帰りの鹿児島中央駅では、短時間でしたが、白熊アイスを食べることができ、本場の味に大満足することができました。