はじめに
愛媛県今治市からしまなみ海道を渡って行きました。
今治から広島県尾道市の島々をつなぐ橋を総称しています。
瀬戸内海の美しい島々の景色を眺めながらドライブをすることができました。
愛媛県の大三島から多田羅大橋を通って広島県の生口島に入ります。
生口島(広島県尾道市)には国宝に指定されている向上寺の三重塔があります。
本堂横から見上げた三重塔
国宝「三重塔」
瀬戸田水道を見下ろすことができる潮音山の山頂付近に建つ三重塔です。
国宝の三重塔の中では最も新しく、1432年に建てられたものです。
組物に入れられた装飾彫刻が特徴だということです。
朱色に塗られた塔の鮮やかさが印象的でした。
向上寺とは
向上寺は15世紀初頭に生口氏が臨済宗の僧を招いて開創したお寺です。
聖観世音菩薩(秘仏)を本尊とし、将軍・足利義政により祈願所にもなりました。
その後衰退しましたが、江戸時代に入り曹洞宗に改められて再興しています。
境内案内図
山門
本堂
三重塔への階段
三重塔
おわりに
お寺目指して車で行きましたが、幹線道路からお寺へ通じる脇道にある看板が見えにくくて行ったり来たりを繰り返しました。
脇道も一車線の急な坂道だったので対向車が来ないかとひやひやしたものです。
本堂から急な階段を上った所に三重塔があるのですが、国宝というだけあって、素晴らしい風格のある建物でした。見に行ったかいがありました。
三重塔がある場所からの景観