定年後の生活ブログ

定年後に行政書士となり、四国のことを発信しています

徳島市立徳島城博物館と表御殿庭園

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はじめに

徳島城は現在、徳島城公園として整備され、市民の憩いの場として親しまれています。公園の中にある、徳島市立徳島城博物館は日本家屋風の作りで、緑の屋根が周囲の景観によくマッチしている建物でした。

隣にある日本庭園も市民に親しまれている素晴らしい名園です。

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徳島城博物館

博物館では、徳島藩と蜂須賀家に関する内容を藩政の変遷、大名のくらしと文化、城の構え、城下町のくらし、阿波水軍の活躍の5つのテーマに沿って展示しています。

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博物館入り口

立派な和風の門構えの入口です。

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残念ながら展示室の写真撮影は出来ませんでしたが、充実した内容の展示でした。

特に、徳島県立貞光工業高等学校建築クラブによって製作された「徳島城表御殿復元模型」は、縮尺50分の1の大きさで精巧に作られていて見ごたえのあるものでした。

受け付けの所にはかわいい阿波おどりの人形と屏風が展示されていました。

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キャラクター正勝くん

正勝くんの隣に、日本100名城のキャンペーンのポスターがありました。

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日本100名城は、財団法人日本城郭協会の事業として、文部科学省・文化庁の後援により100城が選定・発表されたものです。

徳島城もその一つとして選定されています。

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表御殿庭園

徳島城の表御殿に造られた庭園で、桃山時代〜江戸初期の武将であり茶人でもある上田宗箇の作庭によるものです。

1941(昭和16)年に国の名勝に指定されました。

枯山水庭(書院の庭)だけでなく、阿波の青石をふんだんに使い、川から引いた水を湛えた池のある築山泉水庭(居間の庭)の2つの方式の庭からなっています。

観賞式と池泉廻遊式という、違った様式の庭が一体となっている桃山様式を伝える名庭園です。

明治時代、表御殿にあった皇族宿泊施設「千秋閣」にちなんで「千秋閣庭園」とも呼ばれていたそうです。

庭園の入口

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築山泉水庭

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枯山水庭

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おわりに

博物館の広々としたロビーにあるソファに座って、隣の日本庭園をゆったりと見渡すことができます。

緑のあふれる洗練された庭園を一望することができ、かつての蜂須賀の殿様と同じ景色を見ているのかと、優雅で感慨深い思いをしました。

隣にある日本庭園も素晴らしいもので、庭園内を散策しながら、心落ち着いた趣のある一時を過ごすことができました。

博物館ロビーからの眺め

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