はじめに
剣山は標高が1,955mあり、石鎚山(1,982m)に次ぐ西日本で第2の高峰にあるのが剣山登山リフトです。
リフト乗り場までは、吉野川沿いの貞光から国道438号線の細くて曲がりくねった、信号機の全くない道をひたすら上って行きます。
車に出会うことも少なく、切り立った山間の道を気を付けながら進んで行きました。
剣山自然情報センター
剣山観光登山リフトのある駐車場には、剣山自然情報センターがあります。
剣山は国定公園であるとともに国指定の鳥獣保護区となっており、山の豊かな自然を紹介するために、周辺に生息する生物の剥製がたくさん展示されていました。
入場無料で見学することができ、休憩所としても利用できます。
剣山観光登山リフト
乗り場「見ノ超駅」(標高1,420m)から降り場「西島駅」(標高1,750m)まで、全長830mのリフトです。
乗り場「見ノ越駅」からの上り
四国山地の山並みを眺めながら、約15分程の空中散歩を楽しむことができます。
降り場「西島駅」
リフトを降りると!
リフト降り場より四国山地を展望できます。
「西島駅」から剣山の山頂までは、最短ルートで徒歩約40分です。
降り場の近くには、剣山の貴重な「ミヤマ・クマザサ」が群生しています。
紫のキレイなお花が咲いていました。後で調べると「トリカブト?」かな、と思いました。危険なものほど、美しいのでしょうか。
降り場「西島駅」からの下り
食堂「霧の峰」
リフトを降りた所にある食堂で祖谷蕎麦をいただきました。
おわりに
長い道のりをたどり着いた先の山の上から下界を眺めるのは、とても気持ちが良いものでした。
登山をする趣味はないのですが、山を上る人の気持ちが少しわかったような気がします。
また来てみたいと思える場所でした。
追記:リフトの途中で綺麗なお花に群がっている蝶々を見ることができました。アナウンスでは、貴重な種類とのことです。