定年後の生活ブログ

定年後に行政書士となり、四国のことを発信しています

お土産のマトリョーシカとソ連への旅行

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ソ連への旅行 f:id:teinenoyaji:20200428193752j:plain

クレムリン

1985(昭和60)年の8月、パック旅行でソビエト連邦を旅行しました。当時は、社会主義国でしたので自由に旅行することは出来ず、外貨稼ぎのために団体旅行でないといけなかったと思います。

ベルリンの壁が崩壊するのが1989年、ソ連がCISに移行するのが1991年なので、それよりも前のことです。

コースは新潟~ハバロフスク~キエフ~レニングラード(現在はサンクトペテルブルク)~モスクワ~ハバロフスク~新潟で、1週間ぐらいでした。

極東の街ハバロフスクを経由してからソ連の各地へというのが、当時のパック旅行であったと思います。

ハバロフスクまでは日本航空機で行き、そこで1泊しました。

食事をしていた時、誰かが日本の新聞の号外を手に、皆さんに見せて回っていました。その号外は「日航機が御巣鷹山に墜落した」というニュースでした。なんということが起きたのかと、とても驚きました。

このハバロフスクに滞在していた時、ホテルから散歩に出かけたのですが、店先にハエトリガミが吊るしてあったりして、やたらハエが多かった印象があります。

それと、この時は結構、暑くて露店で売っていたアイスを食べてしまいました。外国へ行った時は水に気を付けなければいけないことは、十分に知っていたのですが油断していました。

この後、日本へ帰って来るまで下痢続きで、持参していた正露丸を飲んでもあまり効きませんでした。せっかくの旅行でしたが、私にとってはお腹の具合がずっと悪かった、という印象しかありません。

写真はモスクワのクレムリンですが、ここへ行った時も、トイレを探して駆けずり回っていました。情けない思い出です。

マトリョーシカ

 

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マトリョーシカ

この時の旅行で買ってきたお土産が残っていました。

マトリョーシカというロシアの民芸おもちゃです。表情がシュールで独特ですね。

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大きいサイズの人形の中に小さな人形が入っており、またその人形の中に小さな人形が入っているという具合になっています。

全部で7体あります。子供が小さい頃には、中の小さい人形を出しては入れ、入れては出してを繰り返して遊んでいました。

マトリョーシカの起源

 

Wikipediaによると、マトリョーシカは女性名で、1900年のパリ万国博覧会で銅賞になったのを機会にロシア各地で作られ、民芸品、お土産品として知られるようになったそうです。

その起源については2つの説があるようです。

*モスクワ郊外に住んでいた画家とろくろ師によって制作されたとする説

*ロシア人修道士が箱根細工の入れ子七福神人形を持ち帰り、これがマトリョーシカの元になったという説

ネットで見ると、箱根細工の七福神人形は確かにマトリョーシカのように入れ子になっていて、これが起源だとおもしろいなと思いました。

箱根唯一の木地師、田中一幸さんのお店で手作りされている開運七副神の写真を見ると、かなり成功に精密に作られているようで、一つ欲しくなります。

ここには「箱根の入れ子細工はロシアのマトリョーシカのルーツとも言われています」という紹介文がありました。

ネットで検索すると、他にも「となりのトトロ」や「ドラえもん」のマトリョーシカが販売されたりしていています。

子供たちにとってはとっても楽しいおもちゃになることでしょう。子供の誕生日プレゼントにはちょうどいいものではないでしょうか。