はじめに
徳島県阿南市には、LEDで有名な日亜化学工業(株)本社や、ネピアで有名な王子製紙(株)の工場、四国電力の火力発電所といった、大きな工場が立ち並んでいます。
工業生産の盛んな地域だからということでしょうか、子供たちの科学教育拠点として体験や学習中心の「阿南市科学センター」が設置されていました。
阿南市科学センター
徳島市中心から国道55号線を車で40分ほど南下し、道の駅「公方の郷なかがわ」から先を海に向かって少し行ったところにセンターがあります。
道の駅「公方の郷なかがわ」について、詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓
広大な敷地にある阿南市科学センターは1997(平成9)年に「那賀川町科学センター」としてオープンしました。
2006(平成18)年の市町合併によって、名称が「阿南市科学センター」に変更されましたが、阿南市内の子どもたちが理科を楽しく学習することができる施設の理念はそのままに受け継がれています。
入口
エントランスホール
小中学校の理科の授業を行える科学施設という理念なので、展示物や機器などは実際の理科授業で使用できるものとなっています。
水ロケット打ち上げ実験装置
大気圧実験装置
ウミガメ・タイマイ・ウーパールーパー
四国の鉱石
科学センターは科学の原理を体験することにより「見て・触れて・ためして・感動する」体験活動中心の「体験館」と、西日本最大級の口径113cm大型望遠鏡を備えた「天文館」の2つの建物があります。
おわりに
子供たちに楽しく理科を学んでもらいたい教育施設として、とても立派な施設でした。
阿南市の日亜化学工業(株)に技術者として勤務していた中村修二氏が、青色発光ダイオードを発明してノーベル賞に輝きました。
この施設で学んだ子供たちが、やがて第2の中村としてノーベル賞を受賞できる日がくるといいなと思いました。
中村修二氏は愛媛県大洲市出身でもあります。詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓