はじめに
西日本で一番高い山の石鎚山から、北の瀬戸内海にまで広がる地域が西条市です。
古くから人が定住して暮らしが営まれており、遺跡・遺物がたくさん残されています。
江戸時代には西条藩となり、紀州徳川家の支藩として幕末まで続いています。
戦後は、特に臨海部を中心として工業が発展しており、豊富な地下水を利用した各種製造業が盛んとなっています。
2004(平成16)年)に西条市は 東予市、小松町、丹原町と合併しました。現在の人口は10万人余りです。
石鎚山にゆかりのある神社
①石鎚山ロープウェイ
石鎚山の山頂へはロープウェイを利用して上ることができます。また、ロープウェイで石鎚山中腹の7合目(1,450m)に鎮座している成就社へも行くことができます。
石鎚山ロープウェイについて詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
②石鎚神社の成就社
成就社は霊峰石鎚山への登拝の重要な拠点となっています。
見返遥拝殿から、石鎚山山頂を望むことができます。
石鎚神社の成就社について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
③石鎚神社の本社
西条市を見下ろすことのできる小高い山裾に石鎚神社の本社があります。
阿吽の天狗が守っている立派な神門のある神社です。
石鎚神社の本社について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
④伊曽乃神社
修行をしていた石鎚の神が、石を投げて落ちた所に建てられたといわれています。
伊曽乃神社について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
西条市内の文化施設と道の駅
①鉄道歴史パークinSAIJO
C57型蒸気機関車、0系新幹線、キハ65形急行用気動車が展示されています。鉄道の歴史を直接、体感できました。
「鉄道歴史パークinSAIJO」について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
②西条市立西条郷土博物館・愛媛民藝館・五百亀記念館
3つの館が隣り合わせにあります。
郷土の民芸品や昔の生活用品などが大切に保管・展示されていて、また、郷土の彫刻家である伊藤五百亀の作品も観賞することができます。
「西条市立西条郷土博物館・愛媛民藝館・五百亀記念館」について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
③愛媛県総合科学博物館
黒川紀章さんによるモダンな建物で、生物・科学や産業の歴史を、大人も子供も楽しく学ぶことができます。
愛媛県総合科学博物館について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
西条市にある札所
①60番札所「横峰寺」
四国八十八ヶ所の中では3番目の高さ(標高750m)にあり、道中「遍路ころがし」といわれる厳しい難所にあるお寺です。
まさに修行の場にふさわしい所でした。
60番札所「横峰寺」について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
②61番札所「香園寺」
子安大師を祀っており、国の内外から広く信仰されているお寺です。安産・子育てといった子供に関するご利益が大きいとされています。
61番札所「香園寺」について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
③62番札所「宝寿寺」
世俗的なことでいろいろあったようですが、祈りの場所としては変わりがなく、地元の人々にも愛されているお寺のようでした。かわいい観音様が祀られていました。
62番札所「宝寿寺」について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
④63番札所「吉祥寺」
金銀財宝を授かることが出来るといわれている「くぐり吉祥天像」があります。
早速、吉祥天像の下をくぐらせてもらいました。
63番札所「吉祥寺」について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
⑤64番札所「前神寺」
前神寺は元々石鎚山山頂(標高1400m)付近にありましたが、江戸時代に札所としての便宜を図るため、麓に出張所が設けられました。
麓の出張所は「里前神寺」といわれていましたが、やがて「里前神寺」は本寺として「前神寺」とされました。
石鎚山信仰の場としてふさわしい重厚なお寺でした。
64番札所「前神寺」について詳しくは、こちらをご覧ください。↓↓↓
おわりに
瀬戸内海と四国山地に挟まれてはいますが、農業が盛んなだけでなく、工業や商業が発展している豊かな地域です。
産業が発展しているだけでなく、信仰の山である石鎚山ゆかりの神社や四国八十八ヶ所巡りの札所が各所にあり、信心の深い地域でもあると思いました。