土居町の「五智院」
四国中央市土居町にある五智院(ごちいん)には、おおよそ300種、500株もの牡丹(ぼたん)が大切に育てられています。
地方にあるこぢんまりとした寺院ですが、地元では牡丹のお寺として有名です。
4月中旬が見ごろで、たくさんの人が牡丹の花を見に来ていました。
観覧料や駐車場は無料なので気軽に訪問することができます。
山門
高野山真言宗のお寺です。
本堂
薬師如来様が本尊です。
山門を入った所に、牡丹の鉢がたくさん並べられていました。
おわりに
色とりどりの牡丹が、境内のあちこちに咲き誇っていました。
どれも大きくて、色鮮やかで、華麗な花ばかりなので、時を忘れて見入ってしまいました。
ここまで見事な花を咲かせるためは、さぞ大変なご苦労があったと思います。
お陰で良いものを見させてもらいました。
来年も、また見に来たいものです。
川之江町の「宅善寺」
宅善寺(たくぜんじ)は、1642年に澄俊上人により開基されており、江戸時代以来の長い歴史を有する古刹です。
川之江駅に近い商店街の中心に位置しており、平成初期に建てられた大きな楼門や本堂はとても立派な建物でした。
境内に植えられている牡丹は、30年近く前から前住職がコツコツと植えていたようで、今では100種300株余りになるそうです。
牡丹だけでなくツツジもあちこちに植えられています。
4月には牡丹が、そのあとはツツジが見ごろとなり多くの人が見に来られるということです。
楼門
左が持国天、右が毘沙門天
本堂
本尊は諸願成就、厄除招福の功徳があるとされる大日如来様です。
境内のツツジ
おわりに
大ぶりの牡丹は見ごたえがあり、そこかしこに咲き乱れる花は圧巻でした。
1年をかけての栽培はご苦労も多いかと思いますが、また、来年も素敵な牡丹の花を咲かせていただきたいものです。