はじめに
太平洋を一望のもとに見渡すことのできる四国最南端の場所が足摺岬です。
素晴らしい展望台からの眺望だけでなく、岬の周辺には様々な歴史的観光スポットもありました。
足摺岬の案内板
ジョン万次郎銅像
桂浜の坂本龍馬像、室戸岬の中岡慎太郎像と並んで、明治維新に活躍した人物として足摺岬にジョン万次郎の銅像があります。
万次郎は足摺岬に近い、現在の土佐清水市中浜に漁師の子として生まれました。
彼は漁に出ていた船が難破してしまいますが、アメリカの捕鯨船に助けられアメリカに渡ります。
知識欲旺盛な万次郎は英語をはじめとして測量や航海術を学んで鎖国下の日本に帰国しました。
その国際的な知識は、明治維新前後の多くの人々に多大な影響を与えています。
桂浜の坂本龍馬像について、詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓
室戸岬の中岡慎太郎像について、詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓
足摺岬展望台
270度もの視界があり、彼方にのぞむ水平線がアーチ状に見えます。
足摺岬灯台方面
天狗の鼻方面
四国最南端表示
足摺岬灯台
足摺岬の断崖にひときわ目立っている白い灯台(高さ18m)が立っています。
1914(大正3)年に点灯されて以来、すっと船の安全を見守り続けてきました。
足摺の七不思議
足摺岬には第38番札所の金剛福寺があり、弘法大師にまつわる不思議が遊歩道沿いに点在しています。
亀呼場
弘法大師がここで亀を呼んで不動岩に渡り、祈祷をされたといわれています。
大師の爪書き石
弘法大師の爪で「南無阿弥陀仏」の六字が彫られているといわれています。
地獄の穴
穴は金剛福寺付近まで通じているといわれています。
おわりに
今でこそ、車で快適に来ることはできますが、昔は、道なき道をはるばると歩いてこなければならないので、絶海の孤島のようなものだったのではないでしょうか。
足摺岬展望台からの眺めは素晴らしく、心が洗われる思いでした。